- 司法書士試験の予備校を探しているけど、いっぱいありすぎてどこがいいのかよくわからない…
- 費用や実績が一覧でまとまっている記事があれば比較しやすいのになあ…
こんにちは、予備校比較マニアのまさちゃんです。
今回は「司法書士試験の予備校講座の比較」というテーマで記事にまとめていきます。
司法書士試験対策の講座を開講している有名どころの予備校8つを、費用や実績などいくつかの視点から比較していきます。
- 費用で選ぶならここ!
- 実績で選ぶならここ!
- ここはやめとけ!!
こんな感じで、それぞれの比較項目ごとにおすすめ予備校も紹介しつつ、マイナス面も包み隠さずガチで比較していきます。
この記事を読み終わる頃には、自分にぴったりな予備校がきっと見つかっているかと思います!
それでは早速、内容に入っていきますね!
司法書士予備校の比較まとめ
いきなりですが、この記事のまとめを最初に掲載します。少し長めの記事になるので、手っ取り早く比較した結論を知りたいという方はこちらを参考にしてみてください。
どうしてこの結論になるのかが気になる方は、記事を読み進めていただくと理由がわかりますので、最後までお付き合いください。
- 通信で受講したい
→アガルートアカデミー - 実績重視で選びたい
→伊藤塾・アガルート - 費用をとにかく安く抑えたい
→スタディング - 勉強時間を短縮したい
→クレアール
司法書士試験について
司法書士試験の合格率やらなんやらの詳細についてまとめておきます。
予備校を選ぶ前に、まずは敵を知らねばどんな予備校を選べばいいのかイメージしづらいですからね。
司法書士試験を受けるにあたり知っておくべき基本情報を解説しますので、「もうそんなことは知ってるよ」という方は読み飛ばしちゃってください。
司法書士試験の合格率・合格者数など
司法書士試験は、毎年15,000人前後の方が受験する人気資格です。
近年の受験者数、合格者数、合格率は以下のようになっています。
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
2022年 | 12,727人 | 660人 | 5.2% |
2021年 | 11,925人 | 613人 | 5.1% |
2020年 | 11,494人 | 595人 | 5.2% |
2019年 | 13,683人 | 601人 | 4.4% |
2018年 | 14,387人 | 621人 | 4.3% |
2017年 | 15,440人 | 629人 | 4.1% |
2016年 | 16,725人 | 660人 | 3.9% |
こんな感じですね。
合格率は年度によって多少のばらつきはありますが、大体4%前後くらいになっています。
ここ3年は受験者数が減少している影響もあり5%台という倍率です。
合格率がめちゃめちゃ低い、難関試験ですね。
どんなに運が良い人でもまぐれで合格できる試験でないので、しっかり勉強して挑む必要がある試験だということがわかります。
ポジティブに捉えると、司法書士はそれだけ「価値のある資格」だということ。
苦労して合格を勝ち取った際には、その後の人生に大きなプラスがある資格といえますね!
合格者数が600人くらいになるように毎年調整されているようなので、受験者数が減ってきている今はチャンスと言えそうですね。
司法書士試験の日程・受験料など
受験資格や日程などは以下のようになっています。
受験資格 | なし |
受験料 | 8,000円 |
受験申し込み | 例年5月上旬〜中旬 |
試験日 | 筆記:例年7月第1日曜日 口述:例年10月中旬〜下旬 |
試験会場 | 筆記:東京・横浜・さいたま・千葉・静岡・大阪・京都・神戸・名古屋・広島・福岡・那覇・仙台・札幌・高松 口述:東京・大阪・名古屋・広島・福岡・仙台・札幌・高松 |
司法書士試験は受験資格が「なし」です。
つまり、「誰でも受験可能」です。
他のことは何も考えず、ただひたすら勉強に集中すればOKです!
司法書士試験の出題科目・配点など
続いて司法書士試験の出題形式を見ていきましょう。
司法書士試験は筆記試験と口述試験の2つに分かれています。
そして筆記試験はさらに、午前の部(択一)、午後の部(択一)、午後の部(記述)の3つに分かれています。
筆記試験の出題科目や配点については、以下に表でまとめましたのでどうぞ!
択一式試験 (午前) | 問題数 | 配点(1問3点) |
憲法 | 3問 | 9点 |
民法 | 20問 | 60点 |
刑法 | 3問 | 9点 |
商法 | 9問 | 27点 |
合計 | 35問 | 105点 |
択一式試験 (午後) | 問題数 | 配点(1問3点) |
民事訴訟法 | 5問 | 15点 |
民事保全法 | 1問 | 3点 |
民事執行法 | 1問 | 3点 |
司法書士法 | 1問 | 3点 |
供託法 | 3問 | 9点 |
不動産登記法 | 16問 | 48点 |
商業登記法 | 8問 | 24点 |
合計 | 35問 | 105点 |
記述式試験 | 問題数 | 配点(1問35点) |
不動産登記法 | 1問 | 35点 |
商業登記法 | 1問 | 35点 |
合計 | 2問 | 70点 |
択一は午前も午後も105点満点。
午前は民法と商法、午後は不動産登記法と商業登記法からの出題が多いので、この4科目をしっかり仕上げておくことが合格のカギになりそうです。
不動産登記法と商業登記法は記述式でも出題されるので最重要ですね。
とはいえ下にも書いていますが、司法書士試験はかなり高得点を取らないと合格が難しい試験です。
これらの科目だけやっておけば合格できるような甘い試験ではないので、その他の科目も捨て科目を作らずに満遍なく仕上げておく必要があります。
司法書士試験の合格基準・合格点
出題科目が分かったところで、実際にどのくらい得点すれば合格できるのかも見ていきましょう。
司法書士試験に合格するには、以下の3つの要件を満たす必要があります。
- 筆記試験の3つの得点それぞれが基準点を超える。
- 筆記試験の3つの合計点が合格点を超える。
- 口述試験に合格する。
この3つですね。
口述試験については、筆記試験に合格できるレベルの実力があればまず落ちません。
最低限のコミュニケーション能力があるか、替え玉受験でないかを確認するためだけの試験ですね。
なので「筆記試験の結果が全て」の試験と言えます。
こうなってくると「基準点」と「合格点」がどのくらいなのかが気になりますよね。
以下に過去7年分の基準点と合格点をまとめました。
午前の部(択一) 基準点 | 午後の部(択一) 基準点 | 午後の部(記述) 基準点 | 合格点 | |
2022年 | 81点 | 75点 | 35.0点 | 216.5点 |
2021年 | 81点 | 66点 | 34.0点 | 208.5点 |
2020年 | 75点 | 72点 | 32.0点 | 205.5点 |
2019年 | 75点 | 66点 | 32.5点 | 197.0点 |
2018年 | 78点 | 72点 | 37.0点 | 212.5点 |
2017年 | 75点 | 72点 | 34.0点 | 207.0点 |
2016年 | 75点 | 72点 | 30.5点 | 200.5点 |
年度によって変わるのですが、過去の基準点と合格点はこんな感じでした。
択一は105点満点、記述は70点満点なので、以下くらいが目安ですね。
- 午前の択一は7割5分の得点
- 午後の択一は7割の得点
- 記述は5割の得点
昨年は午前の択一で上記目安以上の得点が求められました。
問題の難易度が年によって変わるので、あくまでも目安として参考にしていただければと思います。
ギリギリだとトータルでの合格点に乗せるのが大変なので、8割くらいの得点を目指すつもりで学習を進めていくのがいいですね。
司法書士試験の学習時間
司法書士試験の詳細がわかったところで、次は合格までに必要な学習時間についても解説しておきますね。
必要な学習時間は人によって異なりますが、一般的に言われている時間数は以下です。
司法書士試験の合格には3,000時間の学習が必要。
かなりの時間数が必要ですね…
- 1日10時間ずつ勉強しても10ヶ月かかります。
- 1日5時間ずつだとその倍ですね。
これだけの勉強を耐え抜いた先に、司法書士試験の合格があります。
働きながら学習を進める方だと、早くて1年半〜2年くらい。
3年、4年かけて合格を勝ち取る方もいます。
10年以上頑張って合格している方もいます。
独学でももちろん合格は可能ですが、挫折率を下げるためにも、効率よく学習できるカリキュラムが組まれている予備校を利用するのが最短ルートと言えますね。
司法書士予備校の選び方
次に司法書士予備校の選び方について解説します。
今回は全部で8校の予備校を比較していくのですが、どの予備校にも魅力があり強みがあります。
めちゃめちゃ迷うと思うので、自分に合った予備校を見つける方法を以下にまとめておきます。
参考までに!
まずは通学か通信か、受講スタイルを決める
最初に、「通学」で受講するか「通信」で受講するかを決めるとかなり絞り込めます。
通学だと同じ目標に向かって頑張っている人が周りにたくさんいるので、刺激をもらいつつ挫折率を下げて学習することができるメリットがあります。
通信は隙間時間でスマホ学習できるなどの時間的メリットや、料金が安いといった金銭的なメリットがあります。
ご自身の状況に合わせてどちらにするかをイメージしておきましょう。
ちなみに通信の場合、上記のようなメリットに加え、以下のようなメリットがあります。
通信のメリット
- 動画学習なので繰り返し視聴できる。
- ハズレ講師を引きにくい。
わからなかったところや聞きそびれたところはもう一度講義を見直すことができますし、反対に聞かなくてもわかるところは倍速再生などで時短することもできます。
周りに合わせる必要もないので自分のペースで効率よく学習が進められます。
講師についても基本的に当たり外れは少ないですね。
通学スタイルの予備校だとどうしても当たり講師の講義を聞くために情報収集したり遠方の教室に出向いたりする手間がかかります。
その点通信なら絶対にその予備校で一番わかりやすい講師が動画講義をしてくれるので、ハズレを引く可能性を考えずにすみます。
通学か通信か、迷っているのであれば通信がとてもおすすめです。
通学を選んだ場合
通学を選んだ場合は予備校に直接行ってみて、雰囲気を確かめつつ説明を聞くのが1歩目の行動ですね!
その予備校の雰囲気が自分に合うかどうかがわかりますし、担当者の対応でどんなレベルのサポートを受けられるか大体イメージがわくはずです。
- 予備校に実際に行ってみて、話を聞きつつ体験を受ける。
- 「自分に合いそう」「信頼できそう」と感じたら申し込み。
- 合わないと感じたら他の予備校を見に行って話をきく。
これでOKです。
くれぐれもネット上の情報だけで判断して即申し込みとかはしない方がいいですよ。
通学の場合は相性がとても大事なので絶対に現地確認をしましょう!
通信を選んだ場合
通信を選んだ場合は、教室がないので現地確認の手間はかかりませんね!
- 公式サイトで情報収集しつつサンプル講義動画を視聴する。
- 必要であれば、受講相談も受けて話を聞いてみる。
- 「自分に合いそう」「信頼できそう」と感じたら申し込み。
- 合わないと感じたら他の予備校の情報収集。
という感じでOKです。
通信の場合は講義動画の視聴はマストですね。動画のクオリティーや講師との相性を確認するのに最適です。
司法書士試験は3,000時間くらいの勉強時間が必要と言われている難関試験です。
せっかく通信で受講するのであれば、即申し込みしてすぐに勉強を始めた方が合格する可能性を上げられます!
通学タイプの予備校の通信講座はどうなの?
TAC、LEC、伊藤塾などの大手の予備校は、通学スタイルで実績を上げてきた予備校です。
この記事を読まれている方の中には、どうしてもこういった実績と知名度のある予備校で受講したいと考えている方も多いかと思います。
通信専門で開講している予備校と比較して、TAC、LECなどの予備校の通信講座はどうなのか…
結論としては以下の通りです。
やはり教室での講義をメインとしている予備校は、維持費などもかかっているため、通信で受講する場合にも割高になってしまうことは避けられません。
講義動画のクオリティー的にも、動画配信用に映像や音声にも気を使って撮影しているWeb通信専門の予備校と生講義を撮影しただけの通学メインの予備校とでは大きな差があります。
なので結論としては上記の通り、「あまりおすすめできない。」ということになりますね。
ですが講座の内容としては長年の経験を活かした講義やサポートは健在で、とてもクオリティーの高いものとなっています。
というわけで、どうしてもTAC、LECでWeb通信講座を受講したいという方は、その選択は大いにアリだと思います!
結局、自分が納得して選んだ予備校で受講するのが一番いいですからね。
自分の人生を預けられる信頼できる予備校を選ぶというのも、いい選び方だと思います!
今回比較する司法書士予備校8校はこちら!
というわけで大変お待たせいたしました!
ここから、実際に今回比較する予備校をご紹介していきます。
以下の8校です。
予備校名 | 公式サイト |
---|---|
Wセミナー(TAC) | https://www.w-seminar.co.jp/shisho.html |
LEC東京リーガルマインド | https://www.lec-jp.com/shoshi/ |
伊藤塾 | https://www.itojuku.co.jp/shiken/shihoshoshi |
フォーサイト | https://www.foresight.jp/shoshi/ |
クレアール | https://www.crear-ac.co.jp/shoshi/ |
アガルートアカデミー | https://www.agaroot.jp/shoshi/ |
スタディング | https://studying.jp/shoshi/ |
ユーキャン | https://www.u-can.co.jp/司法書士/ |
どこの予備校も、検索すればすぐに出てくる定番の予備校ですね!
実績も豊富なので安心して通うことができます!
これから人生をかけた大事な試験に挑むわけなので、あえて実績のない予備校に通う意味はないですからね。
この8校から選んでおけば、大はずれの予備校に人生を台無しにされる心配ないかと思います!
司法書士予備校おすすめランキング
費用や評判などの比較に入る前に、予備校の紹介も兼ねて先に結論からお伝えしちゃいたいと思います。
この記事のまとめのような感じで、比較した結果をランキングにまとめました。
最後まで読むのが面倒な方は、こちらを読んでいただくと大体のイメージが掴めるかと思います!
それでは早速8位からカウントダウンで見ていきます!
8位 ユーキャン【通信】
合格実績 | ■掲載なし |
費用例 | ■司法書士講座 169,000円 ※合格したら全額返金制度あり |
公式サイト | https://www.u-can.co.jp/司法書士/ |
ユーキャンの特徴
- 試験合格で全額返金
- 模試含めて11回の添削課題
- 通信講座で実績が豊富
- 基礎の基礎から学べるイラスト豊富なテキスト
- PC・スマホなどマルチデバイス対応のデジタルテキストも利用可能
通信講座で有名なユーキャンには司法書士講座も存在します。
ユーキャンというと最近はガーデニング講座や生活アドバイザーなど、どちらかというとマイナー資格の講座を推していて、難関資格のイメージはあまりないかと思います。
料金が安いですし合格したら全額返金もされるのでコスパはいいですが、他の予備校にも安いところはあります。
これから人生を変える勝負に挑むのに、あえてユーキャンを選ぶ必要はないかなーと個人的には思います。
7位 フォーサイト【通信】
合格実績 | ■掲載なし |
費用例 | ■基礎講座 76,800円 ■過去問講座 76,800円 ■バリューセット(基礎+過去問) 107,800円 |
公式サイト | https://www.foresight.jp/shoshi/ |
フォーサイトの特徴
- 徹底した効率学習を実現するフルカラーのオリジナルテキスト
- 受講料が安い
- PC・スマホなどマルチデバイス対応で隙間時間を有効活用できる
- 学習スケジュール作成、確認テストなど機能豊富なeラーニングシステム
- 高品質な講義
フォーサイトは料金の安さと機能豊富なeラーニングシステムが特徴の通信タイプの予備校です。
ですがフォーサイトは他の講座で軒並み高い実績を叩き出しており、今回は鳴り物入りでの開講ということになります。
料金も安いのでコスパ抜群といえます。
6位 Wセミナー(TAC)【通学】
合格実績 | ■掲載なし |
費用例 | ■山本オートマチック(1年本科生) 473,000円 →11月30日まで:407,000円 ※別途入学金10,000円 ■入門総合本科生(2年本科生) 561,000円 →11月30日まで:495,000円 ※別途入学金10,000円 ■入門総合本科生(1年本科生) 561,000円 ※別途入学金10,000円 |
公式サイト | https://www.w-seminar.co.jp/shisho.html |
Wセミナー(TAC)の特徴
- 満足度92%の講師陣
- 本試験出題網羅率90%以上のオール・イン・ワン教材
- 開講時期、学習期間、学習レベルにあわせて選べる豊富なコース
- 通信はPC・スマホなどマルチデバイス対応
- 自習室・Webフォローなど学習サポートも万全
Wセミナー(TAC)は毎年多数の合格者を輩出している実績豊富な予備校です。
通常の入門総合本科生コースの他に「山本オートマチック」というコースが存在していまして、こちらは受講生から絶大な指示を受けている「山本浩司のオートマシステム」というベストセラー本の著者が自ら講師を務めているという講座です。
この2つの選び方としては以下の感じがいいかと思います。
個人的には入門総合本科生コースの方がおすすめ度は高めですね。
山本オートマも良いんですが、使うテキストがどちらかというと独学で頑張りたい方にとても評判がいいテキストなので、わざわざ高いお金を払って著者の講義を受けるのもなんだかなぁ…と思ってしまうわけです。
あくまでも個人的な意見なので、この辺りはこれから受講する方の好みにお任せします。
5位 クレアール【通信】
合格実績 | ■掲載なし |
費用例 | ■合格ルート超短期全力投球コース 320,000円 ■合格ルート1.5年スタンダード秋コース 475,000円 |
公式サイト | https://www.crear-ac.co.jp/shoshi/ |
クレアールの特徴
- 万が一不合格だった場合、翌年の最新講座が受講できる「安心保証プラン」
- PC・スマホなどマルチデバイス対応でスキマ時間を有効活用できる
- 必要最低限の学習で効率よく合格を目指す「非常識学習法」
- 法改正にも対応した過去問1000問ノックWebテスト
- 合格お祝い金10万円
クレアールは非常識合格法という必要最小限の努力で合格を勝ち取るメソッドが特徴的な予備校です。
司法書士試験は3,000時間の勉強時間が必要と言われている試験なので、効率よく少しでも短い時間で学習できるよう工夫してくれているのはありがたいですね。
料金は通信にしては若干高い気がしますが、早めに申し込むことで大幅な割引がきくので、結果的にかなり低コストで受講することが可能です。
クレアールは合格実績を予備校全体として公開しないスタンスを取っているとのことなのですが、公式サイトに多数の「合格体験記」が掲載されていることからも実績は申し分ない予備校です。
4位 スタディング【通信】
合格実績 | ■掲載なし |
費用例 | ■司法書士合格コース ミニマム 49,500円 ■司法書士合格コース ベーシック 69,300円 ■司法書士合格コース スタンダード 89,100円 →11月30日まで:83,600円 ■司法書士合格コース コンプリート 99,000円 →11月30日まで:88,000円 |
公式サイト | https://studying.jp/shoshi/ |
スタディングの特徴
- 圧倒的な低価格
- PC・スマホなどマルチデバイス対応
- テレビの情報番組のようなわかりやすい講義
- スキマ時間を使って無理なく効率的に学べる教材・カリキュラム
- 合格したらお祝い金10,000円がもらえる
スタディングは圧倒的な低価格が特徴的な通信の予備校です。
これだけ安いとクオリティーが心配になるところですが、個人的にはしっかりお値段以上の内容が提供されていると感じます。
Wセミナーで指導していた講師を起用しているというのも信頼できますね。
合格実績が公表されていないのが不安点ではありますが、コスパ重視ならスタディングですね。
むしろ他の予備校講座を受けつつスタディングを追加受講するのもありかなと思います。
3位 LEC東京リーガルマインド【通学】
合格実績 | ■2011年~2020年 LEC初級コース出身者の一発合格:131名 ■2022年 一発合格者:22名 |
費用例 | ■新15ヶ月合格コース<秋生>スタンダード 488,000円 →11月30日まで:468,000円 ※別途入学金10,000円 ■新15ヶ月合格コース<春生> 488,000円 ※別途入学金10,000円 ■新全日制本科コース 649,000円 ※別途入学金10,000円 ■9ヶ月合格速修コース 457,600円 ※別途入学金10,000円 |
公式サイト | https://www.lec-jp.com/shoshi/ |
LEC東京リーガルマインドの特徴
- 評判の良い教材「ブレークスルーテキスト」
- PC・スマホなどマルチデバイス対応でスキマ時間に講義の受講が可能
- アウトプットも充実のオールインワンカリキュラム
- 難関試験で豊富な実績を誇る高い指導力
- 上位合格者、一発合格者多数
LECはTACと並んで資格予備校の定番中の定番の予備校です。
「これだけやっておけば合格レベルに到達できる」という口コミも多いので、教材で選ぶならLECがおすすめです。
受講者数の多さや、30年以上にわたって長年指導実績があることからも信頼度に関しても抜群と言えますね。
2位 伊藤塾【通学】
合格実績 | ■2020年 最終合格者のうち59%が伊藤塾受講生 ■2021年 最終合格者のうち56%が伊藤塾受講生 ■2022年 最終合格者のうち60%が伊藤塾受講生 |
費用例 | ■入門講座本科生スタンダードコース 499,000円 ■入門講座本科生ステディコース 499,000円 →11月30日まで:409,000円 ■入門講座本科生一括配信コース 476,000円 |
公式サイト | https://www.itojuku.co.jp/shiken/shihoshoshi |
伊藤塾の特徴
- 1回45分のコンパクトな講義で無理なく学習できる
- 「出るところ」に特化したムダのない講義
- 学習方法や実務紹介動画でモチベーション維持できる
- zoomでのグループカウンセリングで悩みを共有できる
- 司法試験などの難関試験にも対応できる指導力
- 合格実績が驚異的
伊藤塾は難易度の高い法律系資格に強みのある予備校です。
実績は圧倒的ですね!
それだけの実績を叩き出せるのは、講義の質が高いのはもちろんのこと、受講生を挫折せずに最後まで走り切らせるサポート体制が整っていることも理由の1つです。
特に山村拓也講師は評判が良くで、15年を超える講師歴を持ち、そのわかりやすいく熱い講義やメンタルサポートは、受講生から圧倒的な支持を集めています。
山村講師の評判や、伊藤塾司法書士講座の特徴などを「伊藤塾の司法書士講座の評判」の記事にまとめたので、こちらも参考にしてみてください。
1位 アガルートアカデミー【通信】
合格実績 | ■2022年 合格率17.8%(全国平均5.2%の3.43倍) |
費用例 | ■入門総合講義 140,800円 ■入門総合カリキュラム/ライト 239,800円 ※合格したら全額返金制度あり ■入門総合カリキュラム/フル 294,800円 ※合格したら全額返金制度あり |
公式サイト | https://www.agaroot.jp/shoshi/ |
アガルートアカデミーの特徴
- 合格実績が驚異的
- Facebookグループによる回数無制限の質問対応
- 担当講師による定期カウンセリング
- 担当講師による月1のホームルーム
- 講師作成、フルカラーのオリジナルテキスト
- 合格したら受講料全額返金+お祝い金3万円
- PC・スマホなどマルチデバイス対応の使いやすさ抜群のマイページ
アガルートアカデミーはWeb通信専門の予備校でありながら、手厚いサポートが特徴の予備校です。
オプションで付けられる定期カウンセリングは、月1回、講師に不安や悩みを相談できるというものでして、モチベーションの維持ができるので便利です。
この実績を出せている理由としては先ほど説明した手厚いサポートに加え、講師陣の指導力の高さが挙げられます。
公式サイトで無料サンプル講義動画が公開されているので、必見ですね。
司法書士予備校を費用で比較
ここからはいよいよ項目別の比較に入っていきます!
まずは気になる費用からです。
公式サイトに掲載されていた講座受講費用をいくつかまとめました。
ユーキャン | ■司法書士講座 169,000円 ※合格したら全額返金制度あり |
クレアール | ■合格ルート超短期全力投球コース 320,000円 ■合格ルート1.5年スタンダード秋コース 475,000円 |
スタディング | ■司法書士合格コース ミニマム 49,500円 ■司法書士合格コース ベーシック 69,300円 ■司法書士合格コース スタンダード 89,100円 →11月30日まで:83,600円 ■司法書士合格コース コンプリート 99,000円 →11月30日まで:88,000円 |
フォーサイト | ■基礎講座 76,800円 ■過去問講座 76,800円 ■バリューセット(基礎+過去問) 107,800円 |
Wセミナー(TAC) | ■山本オートマチック(1年本科生) 473,000円 →11月30日まで:407,000円 ※別途入学金10,000円 ■入門総合本科生(2年本科生) 561,000円 →11月30日まで:495,000円 ※別途入学金10,000円 ■入門総合本科生(1年本科生) 561,000円 ※別途入学金10,000円 |
伊藤塾 | ■入門講座本科生スタンダードコース 499,000円 ■入門講座本科生ステディコース 499,000円 →11月30日まで:409,000円 ■入門講座本科生一括配信コース 476,000円 |
アガルートアカデミー | ■入門総合講義 140,800円 ■入門総合カリキュラム/ライト 239,800円 ※合格したら全額返金制度あり ■入門総合カリキュラム/フル 294,800円 ※合格したら全額返金制度あり |
LEC東京リーガルマインド | ■新15ヶ月合格コース<秋生>スタンダード 488,000円 →11月30日まで:468,000円 ※別途入学金10,000円 ■新15ヶ月合格コース<春生> 488,000円 ※別途入学金10,000円 ■新全日制本科コース 649,000円 ※別途入学金10,000円 ■9ヶ月合格速修コース 457,600円 ※別途入学金10,000円 |
こんな感じですね。
あまりたくさん載せても見づらくなってしまうだけなので、主なコースをいくつか掲載しています。すべてのコース費用をみたい方は公式サイトから確認していただければと思います。
スタディングは10万円を切る
ざっと比較してみると、やはり通信の予備校の方が費用は安く抑えられそうですね。
その中でもスタディングは10万円を切る費用で受講できるので、かなりお財布に優しいと言えます。
上位勢だとアガルートが圧倒的に安い
先ほどご紹介したランキングの上位3校の中だとアガルートアカデミーが圧倒的に安いですね。
合格したら全額返金される制度もあるのでコスパ面では抜群です。
通学で受講するならLECか伊藤塾が安い
通学で受講するならLECか伊藤塾が40万円台で受講できます。TACは通常コースではなく、「山本オートマ」であれば40万円台で受講可能です。
司法書士予備校を合格率・合格実績で比較
次に合格実績を見ていきましょう。
こちらも公式サイトに掲載されていた実績を表にまとめました。
ユーキャン | 掲載なし |
クレアール | 掲載なし |
スタディング | 掲載なし |
フォーサイト | 掲載なし |
Wセミナー(TAC) | 掲載なし |
伊藤塾 | ■2020年 最終合格者のうち59%が伊藤塾受講生 ■2021年 最終合格者のうち56%が伊藤塾受講生 ■2022年 最終合格者のうち60%が伊藤塾受講生 |
アガルートアカデミー | ■2022年 合格率:17.8%(全国平均5.2%の3.43倍) |
LEC東京リーガルマインド | ■2012年〜2018年 司法書士初学者向け講座受講生数:11,725人 ■2020年 合格者でLECの模擬試験を選んだ方:74.3% ■2011年~2020年 LEC初級コース出身者の一発合格:131名 ■2022年 一発合格者:22名 |
アガルートは合格率が高い
通信の予備校で合格実績を公表しているのはアガルートのみでした。
2022年度試験で合格率17.8%という高い実績を叩き出したということで、通信で受講するならこちらで間違い無いですね。
アガルートは司法書士試験以外の法律系難関資格でも高い実績を出しており、安心して受講できる予備校と言えます。
伊藤塾とLECも実績公表している
通学の予備校だと伊藤塾の合格率が高いですね。
近くに伊藤塾の教室がある方は受講を検討してみると良いかと思います。
知名度や安定感という意味では、全国に教室展開しているLECも実績豊富でおすすめです。
司法書士予備校を評判・口コミで比較
最後に司法書士予備校を評判・口コミで比較していきましょう!
公式サイトに掲載されていた口コミ(合格者の声)を以下にまとめました。
ユーキャンの評判・口コミ
掲載なし
クレアールの評判・口コミ
スタディングの評判・口コミ
フォーサイトの評判・口コミ
掲載なし
Wセミナー(TAC)の評判・口コミ
伊藤塾の評判・口コミ
アガルートアカデミーの評判・口コミ
LECの評判・口コミ
こんな感じです。
実際に受講して合格を勝ち取った方の声はとても参考になりますね。
司法書士の予備校選びでよくある質問
仕事をしながらの合格は可能?
仕事を続けながら、収入を維持しつつ挑戦できるのはかなりの強みですね。「試験に落ちたらどうやって生きていこう…」という心配をする必要がなくなるので、精神的にも安定した状態で学習できます。
逆にこのプレッシャーをやる気に変えて、「何がなんでも合格してやる!」と思える人は仕事を辞めてしまうのもありですね。
実際に、仕事をしながら合格する人、受験勉強に専念して合格する人、どちらもいますので、自分の状況に合わせて選択しましょう。
とはいえ司法書士試験は合格率が4〜5%とかなり低いです。
予備校などを頼って効率よく学習するのがおすすめですね。
独学でも合格できる?
ですが司法書士試験は3,000時間という膨大な学習時間の確保が必要な試験。この戦いに1人で挑んだ場合、挫折の2文字がチラつく人がほとんどなはずです。
効率よく学習できるカリキュラムが組まれていて、ペース管理もしてくれる予備校の存在はとても大きいです。精神的にキツくなったら相談することもできるので、挫折せずにやり切れる環境が整っているといえます。
それからもう1つ、お金を払って予備校の講座を受講することで、「お金を無駄にしないために頑張ろう」という気持ちも生まれるのも大きいですね。
先ほども説明した通り、司法書士講座は高いもので60万円台という費用がかかります。大金ですよね。挫折した瞬間にこのお金が無駄になると考えると、自分で自分を追い込むことができます。
以上のことから、司法書士試験は独学でも合格が狙える試験ではあるものの、予備校の講座を受講するのがおすすめです。
法律の知識が全くない状態からでも合格できる?
法律の知識があった方が学習時間を短縮できるのは間違いないですが、知識がないからといって即終了ということにはなりません。
ほとんどの予備校では「初学者向けの講座」「学習経験者向けの講座」のような感じで複数の講座が用意されているので、自分のレベルに合わせて選べば問題なしです。
どの講座を受講すればいいかわからない場合は、予備校の受講相談などで自分の状況を伝えて、アドバイスをもらうことも可能です。
社会人におすすめの司法書士予備校
「社会人におすすめ」という観点でみると、やはり通信の予備校がおすすめですね。
理由としては以下です。
社会人として働きながら司法書士試験の合格を目指すとなると、忙しい中でいかに学習時間を確保するかがポイントになってきますね。
- 電車やバスに乗っている通勤中の時間
- 昼休みの時間
- 帰宅後一息ついた後の時間
などなど、普段の生活の中で隙間時間というのは意外とたくさんあります。
この時間を活かさない手はありませんね!
通信の予備校であれば、基本的にどこの予備校も隙間時間に学習を進めやすいようなサービスを提供しています。
- スマホで講義が見れる
- スマホで問題演習ができる
- スマホでテキストが見れる
- 倍速再生で時間短縮できる
- 講義を視聴するまでの手順が簡単
こんな感じでして、とにかくスマホ1台あればいつでもどこでも学習を進めることができます。
費用も安いので、忙しい社会人にはメリットしかないですね!
おすすめはランキングでも紹介した通りアガルートアカデミーです。
これなら少しの時間も無駄にすることなく勉強できますね!
講師の評判やサポートの手厚さなど、通信の予備校とは思えないほど充実しているので、もはや一択かなと個人的には思います。
改めて、司法書士予備校の比較まとめ
というわけで今回は、司法書士の予備校8校を項目ごとに比較してきました。
少し長くなってしまったので、最後に改めて結論を掲載します!
- 通信で受講したい
→アガルートアカデミー - 実績重視で選びたい
→伊藤塾・アガルート - 費用をとにかく安く抑えたい
→スタディング - 勉強時間を短縮したい
→クレアール
記事の冒頭に掲載したものを再度掲載しました。ここまで読み進めていただいた方には、このまとめになる理由がおわかりいただけたのではないでしょうか。
この記事が、これから司法書士を目指す方々にとって少しでも参考になる情報をお届けできていたら幸いです。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
予備校名 | 公式サイト |
---|---|
Wセミナー(TAC) | https://www.w-seminar.co.jp/shisho.html |
LEC東京リーガルマインド | https://www.lec-jp.com/shoshi/ |
伊藤塾 | https://www.itojuku.co.jp/shiken/shihoshoshi |
フォーサイト | https://www.foresight.jp/shoshi/ |
クレアール | https://www.crear-ac.co.jp/shoshi/ |
アガルートアカデミー | https://www.agaroot.jp/shoshi/ |
スタディング | https://studying.jp/shoshi/ |
ユーキャン | https://www.u-can.co.jp/司法書士/ |
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