- スタディング司法試験・予備試験講座の評判・口コミが知りたい!
- スタディング司法試験・予備試験講座のデメリットが知りたい!
- その他、予備校選びに役立つ情報が知りたい!
いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。資格についての情報を発信しているブログになりますので、参考にしていただけましたら幸いです。
さて、今回は「スタディング司法試験・予備試験講座の評判・口コミ」についての記事になります。
果たしてその安い講座の中身がどうなっているのか、気になるところかと思うので、実際に受講した方の口コミを交えながら詳しく解説していきます。
それでは早速、内容に入っていきます!
スタディング司法試験・予備試験の特徴
まずはスタディングの特徴を見ていきましょう。
簡単にまとめると、以下の通りです。
- Web通信専門の予備校
- スキマ時間を活用しやすい学習システム
- スマホ・タブレット・PCなどで講義が視聴可能
- 費用が圧倒的に安い
- 機能豊富なWebテキスト
- 同じく機能豊富なWeb問題集
スタディングはWeb通信専門の予備校です。どこかに校舎があるわけではなく、動画で配信されている講義動画をスマホやPCなどで視聴して学習を進めていきます。
その安さは他のWeb通信の予備校と比較しても圧倒的なので、後ほど詳しく説明します。
費用面以外にも、スキマ時間を活用することを考えて作られた学習システムも魅力です。
WebテキストとWeb問題集はどちらもスマホで閲覧、問題演習ができるように作られていて、便利な機能も豊富に盛り込まれています。
こちらも後ほど詳しく説明しますね。
スタディング司法試験・予備試験の費用
というわけでここから、スタディング司法試験・予備試験講座について、その特徴を深掘っていきます。
まずは講座の費用から。
先ほども説明した通り、スタディングの最大の特徴は圧倒的な費用の安さです。以下に講座料金をまとめました。
スタディングの講座費用一覧
予備試験合格コース(基礎) | 89,100円 |
予備試験合格コース(総合) +学習Q&Aチケット30枚付 | 138,000円 |
予備試験合格コース(総合) 個別指導付 | 398,000円 |
法科大学院生のための司法試験合格コース(総合) +学習Q&Aチケット30枚付 | 129,900円 |
予備試験論文対策コース | 76,780円 |
書ける!判例論証講座 | 77,000円 |
スタディングの講座は、大きく「基本講座」と「論文対策講座」の2つに分けられます。
そのうちの「基本講座」のみを学習するコースが、予備試験合格コース(基礎)です。それとは反対に、「論文対策講座」を学習するコースが予備試験論文対策コースとなります。どちらも併せて学習したい場合は、予備試験合格コース(総合)を受講する形です。
まとめると以下です。
コース名 | 含まれているもの |
---|---|
予備試験合格コース(基礎) | 基本講座 |
予備試験論文対策コース | 論文対策講座 |
予備試験合格コース(総合) | 基本講座 論文対策講座 |
なので予備試験合格コース(総合)が最も高額で、10万円を超える料金設定となっています。
他の予備校の料金と比較
とはいえ、スタディングの講座はどの講座も圧倒的に安いです。
比較のため、他の予備校の料金を以下に掲載しますね。
伊藤塾 | ■司法試験入門講座(予備試験1年合格コース) 1,188,600円〜 |
アガルートアカデミー | ■予備試験最短合格カリキュラム 932,800円 |
資格スクエア | ■合格フルパッケージ 759,000円 |
この3校はいずれも司法試験・予備試験で高い合格実績を出している予備校ですが、かなり高額な料金となっていることがわかりますね。
伊藤塾は100万円オーバーという強気な料金設定。アガルートは90万円台、資格スクエアは70万円台です。
この圧倒的な費用の安さが、スタディング最大の特徴です。
スタディングの司法試験講座短答用を購入した。伊藤塾の130万弱のはとても手が出ないが8万って破格の安さだね。スキマ時間にスマホで勉強できるっていいね。
— イングリッド (@Ingrid_Okinawa) September 14, 2022
合格お祝い金ももらえる
ただでさえ安いスタディングの講座ですが、さらに嬉しいことに「合格お祝い金制度」もあります。
スタディングの講座を受講して司法試験・予備試験に合格すると、以下の金額のお祝い金がもらえます。
- 予備試験合格:お祝い金10,000円
- 司法試験合格:お祝い金10,000円
予備試験と司法試験どちらも合格すると、合計で20,000円のお祝い金がもらえるということになりますね。
このお祝い金制度は対象のコースが限られているのですが、先ほど紹介した以下のコースは対象となっています。
- 予備試験合格コース(基礎)
- 予備試験合格コース(総合)
- 予備試験論文対策コース
スタディングの合格率・合格実績
続いてスタディングの合格実績についてです。
公式サイトに「合格者の声」が掲載されているのみとなっています。
もちろんこれが全ての合格者ということではないので、実際にはもっと多くの合格者がいると思われますが、それにしても少ない印象は拭えないですね。
比較のため、伊藤塾とアガルートの合格実績を掲載します。
伊藤塾
- 令和3年度司法試験
合格者1,421名中1,137名が伊藤塾受講生 - 令和4年度司法試験
合格者1,403名中1,132名が伊藤塾受講生
アガルート
- 令和3年司法試験
合格者占有率47.8%(1,421名中669名) - 令和4年司法試験
合格者占有率45.3%(1,403名中636名)
司法試験・予備試験の予備校の中だと「2強」と言われているのが伊藤塾とアガルートです。
上記の通り、ものすごい実績を叩き出しています。
この2校と比べると、スタディングの「合格者の声」の数はやはり物足りないと言わざるを得ないですね…
ちなみにさらにマイナスな情報もここでお伝えしておくと(包み隠さず出していくスタイル)、スタディングはその他の資格試験だと合格実績を大きく掲載している資格もあります。
例えば中小企業診断士は以下の通りの実績公表がされています。
- 令和3年度中小企業診断士試験
2次試験合格者162名 - 令和4年度中小企業診断士試験
2次試験合格者167名
このあたりも考慮すると、スタディングは司法試験・予備試験ではあまり良い実績は出せていないと予想できますね。
実績重視で予備校選びをしている方は、先ほど紹介した伊藤塾かアガルートを受講するといいかと思います。
Webテキストの評判・口コミ
続いてテキストについて評判・口コミを交えつつ特徴を説明していきます。
機能豊富なWebテキスト
スタディングのテキストは「Webテキスト」でして、パソコンやスマホなどで閲覧できるようになっています。
スマホで閲覧できるということは、移動時間や休憩時間などのちょっとした時間に開いて勉強を進められるということ。スキマ時間を活用することに重点を置いている、スタディングらしいテキストですね。
基本的にはスタディングは「講義動画を視聴するだけで理解できる作り」になっているので、最初のうちはテキストを見る必要はありません。
理解が深まってきたところで「復習用に使う」のがスタディングのテキストの使い方です。
キーワード検索機能もついていて、必要な情報を素早く探せるのも便利です。
スタディングのテキストの特徴は、図表を多用し、それが小村先生のセンスの下、記憶しやすい形でまとまっている点にあります。
自分でも表を作ってみることにしたところ、類似制度の相違点が視覚的に分かるようになり、記憶が定着しました。
スタディング合格者の声より
上記の通り、実際に使って合格を勝ち取った方の評判も上々です。
機能が豊富なスタディングのテキストですが、中でも便利なのが以下の2つです。
- マイノート機能
- 暗記マーカー機能
順番に説明していきます。
おすすめ機能①マイノート機能
マイノート機能は講義中や問題演習中などに、気になったことをメモできる機能のこと。
なんだただのメモか…
と感じたかもしれませんが、このマイノート機能の優秀なところは「Webテキストをそのままコピペして作成できる」という点です。
紙のテキストだとこうはいかないので、Webテキストならではの機能と言えますね。
出来上がったマイノートはもちろんスマホでも閲覧可能。
スキマ時間に要点や自分の苦手部分のみをまとめて復習でき、効率よく学習することができます。
おすすめ機能②暗記マーカー機能
暗記マーカー機能はマイノート上で使える暗記サポート機能のことです。
紙のテキストだと、暗記するときに「濃いめのマーカーで色をつけて、その上から赤シートで隠して見えなくして暗記する」みたいなことをやったことがある人もいるのではないでしょうか。
そのちょっと面倒なあれが、Web上で簡単にできるというのが暗記マーカー機能です。
覚えたい用語や文章を選択し、暗記モードをオンにすると、赤で塗りつぶされて見えなくなります。以下の通りです。
塗りつぶされた部分をクリックすると、再びその部分が表示されるような仕様になっています。
ペンで塗りつぶす手間もなく、テキストや赤シートを持ち歩くことも必要なし。
スマホ1台でスキマ時間を使って暗記できる、便利な機能です。
問題演習機能の評判・口コミ
続いてスタディングの問題演習機能についても、評判・口コミを交えつつ説明していきます。
テキスト同様、こちらももちろんWeb上で問題演習ができるように作られているので、スキマ時間にサクッと問題を解いていくことが可能です。
以下の2種類の問題集があります。
- スマート問題集
- セレクト過去問集
スマート問題集
スマート問題集というのは講義を受けた後に解く問題集のことでして、1講座ごとに単元に合わせて出題され、講義の重要ポイントを覚える用に使います。
「間違えた問題」や、「あとでもう一度やりたい問題」をピックアップしておいて、後ほどそれだけを出題する機能もついています。
苦手な問題を繰り返し解いて知識を定着させることもできますし、既に理解している問題を省略する使い方もできるので、効率がいいですね。
スマートフォン上で演習できるので、子供を寝付かせた後、そのまま布団の中で1問だけ解く、と言ったストレスの無い使い方ができました。
そのおかげで短答へのアレルギーが無くなりました。
スタディング合格者の声より
短答についてはスマート問題集を使って毎日欠かさず勉強し、直前期は過去問を紙印刷したものを一通り解くことで、はじめての受験にもかかわらず、本番でも200点を超えることができました。
スタディング合格者の声より
セレクト過去問集
セレクト過去問集はその名の通り、過去問の中から「今後の試験で出題される可能性のある重要部分」だけをセレクトした問題集のこと。
丁寧な解説がついているので、法律学習が初めての方にも優しい作りになっています。
受験勉強では、特に過去問演習を早期に行うことを意識し、間違った問題は何度も繰り返し解くことで知識を定着させていきました。
特にスタディングはスマホでいつでもどこでも行えることから、通勤時間や入浴時間、睡眠前などの時間も活用できたので、効率的に記憶することができました。
スタディング合格者の声より
というわけで、問題集の特徴を文字で説明したわけですが、実際に使ってみないとイメージしづらいかと思います。
これら2つの問題集は、公式サイトからお試しで使用することができるようになっているので、受講を考えている方は一度触ってみて、使い勝手を体感してみるといいですね。
AI問題演習機能
そしてもう1つ、比較的最近リリースされた機能が「AI問題演習機能」です。
問題に正解すると、以下のようにその問題の難易度をどのように感じたかを選択する欄が表示されます。
ここでどれを選ぶかによって、次に復習するタイミングをAIが自動的に判別してくれます。
例えば「難しい」を選ぶと、次に出題されるまでの期間が短くなり、「簡単」を選択すると、次に出題されるのはしばらく先になる、といった具合です。
当然ですが間違えた問題にはこのような選択肢は表示されず、次に出題されるまでの期間は短くなります。
こんな感じで復習のタイミングを自動で振り分けてくれて、今日解くべき問題を勝手にまとめておいてくれます。
個人的には、この機能はかなり素晴らしい機能だと思いますね。
「この問題をいつ復習すべきなのか」を自分で管理するのはかなり手間がかかります。その負担がゼロになるのはありがたいです。
浮いた時間を使って他の問題を解いていけば、スタディングを受講していない人と差をつけることができるかと思います。
スキマ時間活用の評判・口コミ
さて、スタディングと言えばスキマ時間を活用して学習できることが大きな魅力です。
ここまでで説明した通り、スマホ1台で講義動画が視聴でき、問題演習もできます。
- 通勤・通学の移動時間
- 昼休憩の残り時間
- 帰宅後のまったり時間
- 入浴している時間
こういった時間が学習時間として使えるのは大きいですよね。
実際にスタディングを受講して合格を勝ち取った方からも、この点について良い口コミが寄せられています。
以下でいくつか紹介しますね。
スタディングはスマホでいつでもどこでも行えることから、通勤時間や入浴時間、睡眠前などの時間も活用できたので、効率的に記憶することができました。
スタディング合格者の声より
私の場合は携帯を風呂に持ち込み、体の疲れをとりながら講義を聞いておりました。試験が近づき、お風呂にゆっくりつかる余裕が持てない時でも、スタディングを使い、体のケアをしながらも勉強できたことは大変良かったと思います。
スタディング合格者の声より
少しでもスキマ時間が出来ると勉強できるというありがたみを感じて勉強しておりましたので、私の性格上ダラダラと勉強するよりもかえって良かったのではないかと思っています。
スタディングは講義が細かく分かれてますので、スキマ時間を利用するにはもってこいでした。
スタディング合格者の声より
授業動画をダウンロードすれば外でも見れるため、手軽にスキマ時間で勉強ができたためとても重宝しました。
スタディング合格者の声より
スタディングの基本講座は、動画講義の画像とテキスト部分が一体となったような作りで、スマホだけでも受講できます。「さあ、勉強するぞ」と構える必要がなく、初学者の方が勉強を始めるとっかかりとして利用するのに最適な学習手段だと思います。
スタディング合格者の声より
スタディング司法試験・予備試験講座、今のところ非常に満足度高い。
— アシャースト (@ashurst_study) January 2, 2022
スタディングの予備試験講座、落ちた私が言うのはなんですが、
— りこ|司法試験予備試験 (@shikaku_bu) August 20, 2020
・効率特化のカリキュラム
・講義も問題スマホ完結のeラーニング
・昼休みでも見終えられる1講義の短さ
・コスパ最高(安い!)
私みたいに、仕事忙しくて机に向かって勉強する時間が十分に取れない人にはおすすめできます。
講義・講師の評判・口コミ
続いて気になる講義・講師についての評判を見ていきましょう。
いくらスキマ時間に学習できるといっても、講義がわかりにくかったら意味ないですからね。実際に受講した方がどう感じたのか、いくつか口コミを紹介していきます。
ちなみにスタディングの司法試験・予備試験対策講座を担当するのは、以下の3名の講師です。
- 小村 仁俊 講師
- 小倉 匡洋 講師
- 漆原 照大 講師
主任講師を務めるのは小村講師。司法試験を上位1.3%で合格し、2016年よりスタディングで指導しています。「基本講座」の担当です。
「論文対策講座」を担当するのは小倉講師。「論文対策講座・予備試験実践編」の一部を担当するのが漆原講師です。
それでは合格者の口コミを見ていきましょう。
小倉先生の論文の書き方講座は非常にわかりやすく有益でした。合格答案の見方や相場観を養い、事例問題にどう対応すればより高い点が得られるかを学べました。特に有益だったのは、合格答案の省略されている部分を意識させて下さった点でした。
スタディング合格者の声より
動画講義では、当事者の関係や法律論も図表で整理され、講義の進行とともに変化していきますので、とても分かりやすく、記憶に残りやすかったです。私の合格の原動力の一つとなった「基礎知識固め」は、スタディングの講座で支えられました。
スタディング合格者の声より
論文対策コースの小倉先生の指導は、私にとって大変有益なものでした。
まず、出題趣旨・採点実感を多数織り込みながらの問題分析は、迷宮に入り込んでしまいがちな司法試験において、ひとつの道標となりました。
次に、事前準備したものでは上手く対応できない問題に直面したとき、何を取っ掛かりに対応すれば合格しやすい答案を作成し得るのかについて、多くの視点を提示して貰えました。これにより、本番での対応が楽になりました。
スタディング合格者の声より
働きながら学習する方は、勉強時間をあまり確保できないため知識を思うように増やせないという悩みを抱えると思います。通勤講座(現・スタディング)では、講師の先生が、講義中に「問題文から規範を導く方法」等、知識に頼らない方法や、「ここまで知識として押さえておく必要はない」と仰って安心感を与えてくださったのが有難かったです。
スタディング合格者の声より
基礎コースの小村先生が知識や理解の重要部分を分かりやすく整理して下さっていました。基礎コースは、アウトプットにより間違えた問題を何度も復習し知識を定着させました。
スタディング合格者の声より
スタディングの論文講座好きだ(自分には合っている)。テクニックを教えてくれるのだが、法学はそう簡単じゃないというのを講師が良くご存知の上で、実務家登用試験たる司法試験ではこうするとよいというのを示してくださっていて、納得感が強い。あと、自分で考えることを重視していて(続く)
— Ackey@予備試験 (@Ackey_LY) August 8, 2021
スタディングでは受からないという声…
ここまでスタディングの良いところを書き並べてきましたが、残念ながら「スタディングでは受からない」という声もあります。
なぜそんな声が挙がるのかというと、以下の5つが大きな理由ですね。
- 演習量が不足している
- 合格実績が不足している
- 質問回数が少ない
- スケジュール管理が難しい
- 周りからの刺激が少ない
この5点は、他の予備校と比較してスタディングの足りない部分と言えます。
演習量が不足している
まず、スタディングの司法試験・予備試験の講座は「論文添削」が少ないです。
個別指導付きのコースであれば、その中で論文添削もしてもらえるのですが、それ以外だと添削を受ける機会がありません。
スタディングは安さが売りなので、個別指導を付けるとなると料金が大幅に上がり、その魅力が失われてしまいます。
他の予備校だと、以下の通り多くの添削を受けられます。
- アガルート:123通(オプションで追加可能)
- 資格スクエア:205通
資格スクエアは200通を超える論文添削が受けられます。
アガルートも123通と多いですし、オプションでさらに添削回数を増やすこともできます。
どちらもスタディングと同じWeb通信の予備校なので、スタディングはこの点ではかなり不足していると言わざるを得ないですね。
この点は合格者の口コミでも書かれていて、それを踏まえて個別指導などの添削が受けられるオプションが追加されてきている感じです。
欲を言えば、実際に答案を書いて添削を受けられるというカリキュラムがあると、もっと良かったかと個人的には思います。
スタディング合格者の声より
今後も少しずつ添削指導が受けられる機会は増えてくるかと思いますが、現時点ではこの不足はデメリットと言えるでしょう。
合格実績が不足している
合格実績については先ほど説明した通り、公式サイトで具体的な数字が公表されていないです。
合格者の声が掲載されていますが、そこまで数は多くないですね。
司法試験・予備試験の予備校だと、伊藤塾とアガルートが物凄い合格実績を出しています(先ほど説明済みなので具体的な数字はそっちを見てください)。
質問回数が少ない
さらにスタディングは「質問制度」も物足りないです。
「学習Q&Aチケット」を使って質問をするのですが、総合コースでも30枚しかついていません。追加購入するとなると、1枚あたり2,000円かかります。
そうなると、わからないところがあったときに自力で解決する力が求められます。挫折につながりかねないので、スタディングの大きなデメリットと言えますね。
自分なりに考えることの大切さを教えてくれる。
— Ackey@予備試験 (@Ackey_LY) August 8, 2021
他の予備校も同じかもだけど。
去年値段面で安易に選んだけど失敗ではなかった。
けど質問対応と添削、過去問講座ないんだよなあ
他の予備校の講座とって、考え方や言い回しが違くて無駄に混乱するのは避けたいし自力+外部の添削サービスかなあ
この部分でも、例えばアガルートは以下の通り充実しています。
- 2025年・2026年合格目標
予備試験最短合格カリキュラム:400回 - 2026年・2027年合格目標
予備試験最短合格カリキュラム/フル:100回
予備試験最短合格カリキュラム/ライト:50回
これに加え、ホームルームや学習サポーター制度を使って疑問を解決することもできます。新たに導入された「バーチャル校舎」制度でも講師に直接質問ができるということで、質問回数が不足することはほぼ無いでしょう。
この点を重視する方はアガルートで受講した方がいいですね。
スケジュール管理が難しい
これはスタディングのデメリットというよりもWeb通信講座のデメリットですね。
Web通信で受講する場合、教室に通学して講義を受けるタイプの予備校のように、「○月○日○時から△△の講義」というスケジュールが組まれていません。
自分で時間を決めて、講義を視聴していく必要があります。
司法試験・予備試験の合格までには膨大な勉強時間が必要です。勉強することに慣れている方でもスケジュール管理の難しさを感じることでしょう。
自由な時間に学習できる反面、こういったデメリットがあるということは知っておいてください。
個別指導オプションをつけることで解消できる可能性がありますが、費用がかさむのでスタディングの魅力は半減してしまうので、考えものですね。
周りからの刺激が少ない
これもWeb通信講座のデメリットですね。
教室に通学するタイプの予備校であれば、講師や予備校スタッフ、一緒に講座を受けている同期から刺激がもらえます。
Web通信の場合はそれがほとんどないので、自分でモチベーションを管理しながら学習を続ける必要があります。
この点も個別指導オプションをつけることで解消できる可能性がありますが、費用がかさむので微妙ですね。
スタディング司法試験・予備試験まとめ
というわけで今回は「スタディング司法試験・予備試験講座」について、評判や特徴、料金などを詳しく説明しました。
もう一度、この記事の最初に掲載したスタディングの特徴を掲載しますね。
- Web通信専門の予備校
- スキマ時間を活用しやすい学習システム
- スマホ・タブレット・PCなどで講義が視聴可能
- 費用が圧倒的に安い
- 機能豊富なWebテキスト
- 同じく機能豊富なWeb問題集
スタディングは、公式サイトから「サンプル講義の視聴」や「Web問題集のお試し利用」をすることができます。
受講を検討している方はまずそちらを試してみて、納得した上で受講するようにしましょう。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それでは!
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