【2025年版】スタディング司法試験・予備試験の評判まとめ【安すぎるけど大丈夫?メリデメを完全解説】

こんにちは。予備校比較マニアのまさちゃんです。

スタディングの司法試験・予備試験講座について、以下のような疑問や不安をお持ちではありませんか?

「8万円台の料金で大丈夫なの?」
「実際の評判や口コミはどう?」
「他の予備校と比べてどうなの?」
「デメリットはある?」

この記事では、2025年最新のデータと受講生の生の声をもとに、スタディングの司法試験・予備試験講座のメリット・デメリットを徹底解説していきます。

記事の信頼性を高めるため、以下の情報源を使用しています。

・SNS上の受講生の口コミ・評判
・合格者の体験談
・他の予備校との比較データ
・令和5年度までの合格実績データ

これから司法試験・予備試験の学習をスタートさせる方はもちろん、すでに他の予備校で学習を始めている方にとっても、講座選びの参考になる情報をご紹介します。

8万円台という圧倒的な安さを売りにするスタディングですが、実際のところどうなのか。メリット・デメリットを包み隠さず解説していきます。

それでは、本題に入っていきましょう。

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目次

スタディング司法試験講座の特徴

スタディング司法試験講座トップ
スタディング公式サイトより

評判や口コミを紹介する前に、スタディング司法試験・予備試験講座の基本情報をお伝えしていきます。これを知った上で評判や口コミを見ていただくと、スタディングの良さはもちろん、気になる点もイメージしやすいかと思います。

圧倒的な料金の安さが特徴

スタディングの最大の特徴は、なんと言っても「圧倒的な料金の安さ」です。

主なコース料金は以下の通りです。

予備試験合格コース(基礎)89,100円
予備試験合格コース(総合)138,000円
法科大学院生のための司法試験合格コース(総合)129,900円
予備試験合格コース(総合)個別指導付き398,000円
予備試験論文対策コース76,780円
書ける!判例論証講座77,000円

予備試験合格コース(基礎)がなんと8万円台で受講可能です。

スタディングの講座は、大きく「基本講座」と「論文対策講座」の2つに分けられます。「基本講座」のみを学習するコースが、予備試験合格コース(基礎)です。反対に、「論文対策講座」を学習するコースが予備試験論文対策コースとなります。どちらも併せて学習したい場合は、予備試験合格コース(総合)を受講する形です。

スタディング司法試験予備試験
講座の内容と選び方
スタディング公式サイトより

というわけで予備試験合格コース(総合)が一番高いのですが、それでも10万円ちょっとという破格の安さです。他の予備校だと伊藤塾が約120万円、アガルートが約100万円、資格スクエアが約80万円、といった感じです。いかにスタディングが安いかがお分かりいただけるかと思います。

さらに、合格するとお祝い金として以下の金額が支給されます。

・予備試験合格:10,000円
・司法試験合格:10,000円

というわけで両方合格すると2万円のお祝い金がもらえます。なので実質的な受講料はさらに安くなりますね。

もちろんこの「安さ」には理由があります。校舎を持たないWeb通信専門の予備校であること、質問回数や添削指導に制限があること、などなどです。これについては後ほど「デメリット」の項目で詳しく解説していきます。

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司法試験・予備試験 コース一覧

スタディングの基本情報

スタディングの司法試験・予備試験講座には、以下のような特徴があります。

スタディングの特徴
  • 8万円台という圧倒的な低価格設定
  • AIを活用した問題演習機能
  • 暗記ツールなどの充実した学習システム
  • テレビの情報番組のような分かりやすい講義スタイル
  • スマホ1台で完結する手軽な学習環境
  • 効率的な学習をサポートする「スタディングメソッド」

特に注目したいのは、Web通信講座に特化したことで実現した効率的な学習システムです。スマートフォン1台あれば、通勤時間や休憩時間、家事の合間など、日常生活の中にある「スキマ時間」を学習時間として活用できます。

講義はすべて動画形式で配信され、テレビの情報番組のような親しみやすい講義スタイルが特徴。法律を初めて学ぶ方でも取っつきやすい内容となっています。

また、AIを活用した問題演習システムも特徴的です。例えば、間違えた問題や理解度が浅い問題を自動で振り分け、最適なタイミングで再出題する機能などが実装されています。

さらに「スタディングメソッド」と呼ばれる独自の学習メソッドも特徴の1つです。長年にわたり「短期合格者がどのように勉強しているか」を研究して導き出された7つの原則をもとに、限られた時間で最大限の学習効果を得られるようなカリキュラムが組まれています。

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最新の合格実績

スタディングの司法試験・予備試験講座については、残念ながら具体的な合格実績の公表がありません。公式サイトには「合格者の声」が掲載されているのみとなっています。

この点はとても気になるところです。というのも、スタディングは他の資格試験では以下のような形で合格実績を積極的に公表しています。

■中小企業診断士試験
令和5年度:2次試験合格者247名

■宅建士試験
令和5年度:合格者1,085人

他の資格試験では明確な数字を出している一方で、司法試験・予備試験に関しては具体的な実績を公表していない…ということはつまり、公表できるようなインパクトのある実績が出せていないということでしょうね。

なお、後ほど紹介しますが、司法試験・予備試験の予備校として高い実績を出しているのは「伊藤塾」「アガルート」「資格スクエア」の3校です。

実績重視で選ぶなら、この3校にスタディングは及ばない、ということになります。

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スタディングの良い評判・口コミ

スタディングの良い評判・口コミ

続いて、実際の受講生の声から、スタディングの良い評判を詳しく見ていきましょう。

SNSや合格者の声を分析したところ、スタディングの司法試験・予備試験講座は、以下の5つの点で特に高い評価を得ていることがわかりました。

  • 機能豊富なWebテキスト
  • 使いやすい問題演習機能
  • AI活用の学習システム
  • スキマ時間を活用しやすい
  • 講義・講師の質が高い

順番に紹介していきます。

機能豊富なWebテキスト

スタディング司法試験予備試験
WEBテキスト
スタディング公式サイトより

スタディングのテキストは「Webテキスト」で、パソコンやスマホなどで閲覧できるようになっています。スマホで閲覧できるということは、移動時間や休憩時間などのちょっとした時間に開いて勉強を進められるということ。スキマ時間を活用することに重点を置いている、スタディングらしいテキストですね。

なお、スタディングの講座は基本的に「講義動画を視聴するだけで理解できる作り」になっているので、最初のうちはテキストを見る必要はありません。理解が深まってきたところで「復習用に使う」のがスタディングのテキストの使い方です。

テキストには、「補足説明」や「試験のポイント」などの、「講義動画の内容プラスアルファ」の内容が盛り込まれているので、講義動画で得た知識の定着や、さらなる深掘りに最適な作りになっています。

キーワード検索機能もついていて、必要な情報を素早く探せるのも便利です。

スタディングのテキストの特徴は、図表を多用し、それが小村先生のセンスの下、記憶しやすい形でまとまっている点にあります。
自分でも表を作ってみることにしたところ、類似制度の相違点が視覚的に分かるようになり、記憶が定着しました。

スタディング合格者の声より

上記の通り、実際に使って合格を勝ち取った方の評判も上々です。


機能が豊富なスタディングのテキストですが、中でも好評なのが以下の2つの機能です。

  • マイノート機能
  • 暗記マーカー機能

順番に説明していきます。

マイノート機能

スタディング司法試験予備試験
マイノート
スタディング公式サイトより

マイノート機能は講義中や問題演習中などに、気になったことをメモできる機能のこと。

なんだただのメモか…

と感じたかもしれませんが、このマイノート機能の優秀なところは「Webテキストをそのままコピペして作成できる」という点です。「この図は大事そう」と思ったら「その図をそのままマイノートに貼り付けて後で見返す」などの使い方ができるわけです。紙のテキストだとこうはいかないので、Webテキストならではの機能と言えますね。

出来上がったマイノートはもちろんスマホでも閲覧可能。スキマ時間に要点や自分の苦手部分のみをまとめて復習でき、効率よく学習することができます。

暗記マーカー機能

暗記マーカー機能はマイノート上で使える暗記サポート機能のことです。

紙のテキストだと、暗記するときに「濃いめのマーカーで色をつけて、その上から赤シートで隠して見えなくして暗記する」みたいなことをやったことがある人もいるのではないでしょうか。そのちょっと面倒なあれが、Web上で簡単にできるというのが暗記マーカー機能です。

覚えたい用語や文章を選択し、暗記モードをオンにすると、赤で塗りつぶされて見えなくなります。以下の通りです。

スタディング司法試験予備試験
暗記ツール
スタディング公式サイトより

塗りつぶされた部分をクリックすると、再びその部分が表示されるような仕様になっています。「マイノートに重要な部分をコピペしておいて、暗記マーカーで見えなくして暗記していく」という使い方ができるというわけですね。

ペンで塗りつぶす手間もなく、テキストや赤シートを持ち歩くことも必要なし。スマホ1台でスキマ時間を使って暗記できる、便利な機能です。

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使いやすい問題演習機能

スタディング司法試験予備試験
問題演習機能
スタディング公式サイトより

続いてスタディングの問題演習機能についても、評判・口コミを交えつつ説明していきます。

テキスト同様、こちらももちろんWeb上で問題演習ができるように作られているので、スキマ時間にサクッと問題を解いていくことが可能です。以下の2種類の問題集があります。

  • スマート問題集
  • セレクト過去問集

スマート問題集

まず「スマート問題集」というのは講義を受けた後に解く問題集のことで、1講座ごとに単元に合わせて出題され、講義の重要ポイントを覚える用に使います。

「間違えた問題」や、「あとでもう一度やりたい問題」をピックアップしておいて、後ほどそれだけを出題する機能もついています。苦手な問題を繰り返し解いて知識を定着させることもできますし、既に理解している問題を省略する使い方もできるので、効率がいいですね。

スマートフォン上で演習できるので、子供を寝付かせた後、そのまま布団の中で1問だけ解く、と言ったストレスの無い使い方ができました。
そのおかげで短答へのアレルギーが無くなりました。

スタディング合格者の声より

短答についてはスマート問題集を使って毎日欠かさず勉強し、直前期は過去問を紙印刷したものを一通り解くことで、はじめての受験にもかかわらず、本番でも200点を超えることができました。

スタディング合格者の声より

セレクト過去問集

続いてセレクト過去問集ですが、これはその名の通り、過去問の中から「今後の試験で出題される可能性のある重要部分」だけをセレクトした問題集のこと。

丁寧な解説がついているので、法律学習が初めての方にも優しい作りになっています。

受験勉強では、特に過去問演習を早期に行うことを意識し、間違った問題は何度も繰り返し解くことで知識を定着させていきました。
特にスタディングはスマホでいつでもどこでも行えることから、通勤時間や入浴時間、睡眠前などの時間も活用できたので、効率的に記憶することができました。

スタディング合格者の声より

というわけで、問題集の特徴を文字で説明したわけですが、実際に使ってみないとイメージしづらいかと思います。

これら2つの問題集は、公式サイトからお試しで使用することができるようになっているので、受講を考えている方は一度触ってみて、使い勝手を体感してみるといいですね。

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AI活用の学習システム

スタディング司法試験予備試験
AI問題復習機能
スタディング公式サイトより

そしてもう1つ、比較的最近リリースされた機能が「AI問題演習機能」です。

「間違えた問題」や「理解度が浅い問題」を、復習すべきタイミングで再度、自動で出題してくれるという機能で、これがめちゃくちゃ便利です。

問題に正解すると、以下のようにその問題の難易度をどのように感じたかを選択する欄が表示されます。

スタディングAI問題演習
選択肢
スタディング公式サイトより

ここでどれを選ぶかによって、次に復習するタイミングをAIが自動的に判別してくれます。

例えば「難しい」を選ぶと、次に出題されるまでの期間が短くなり、「簡単」を選択すると、次に出題されるのはしばらく先になる、といった具合です。

当然ですが間違えた問題にはこのような選択肢は表示されず、次に出題されるまでの期間は短くなります。

こんな感じで復習のタイミングを自動で振り分けてくれて、今日解くべき問題を勝手にまとめておいてくれます。なので受講生はそれに身を委ねて出題された解いていくだけで、自然と理解度が低い分野の知識が定着します。

個人的には、この機能はかなり素晴らしい機能だと思います。

「この問題をいつ復習すべきなのか」を自分で管理するのはかなり手間がかかります。その負担がゼロになるのはありがたいです。浮いた時間を使って他の問題を解いていけば、スタディングを受講していない人と差をつけることができますね。

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スキマ時間を活用しやすい

さて、スタディングと言えばスキマ時間を活用して学習できる点が大きな魅力です。ここまでで説明した通り、スマホ1台で講義動画が視聴でき、問題演習もできます。

  • 通勤・通学の移動時間
  • 昼休憩の残り時間
  • 帰宅後のまったり時間
  • 入浴している時間

こういった時間が学習時間として使えるのは大きいですよね。

実際にスタディングを受講して合格を勝ち取った方からも、この点について良い口コミが寄せられています。以下でいくつか紹介します。

スタディングはスマホでいつでもどこでも行えることから、通勤時間や入浴時間、睡眠前などの時間も活用できたので、効率的に記憶することができました。

スタディング合格者の声より

私の場合は携帯を風呂に持ち込み、体の疲れをとりながら講義を聞いておりました。試験が近づき、お風呂にゆっくりつかる余裕が持てない時でも、スタディングを使い、体のケアをしながらも勉強できたことは大変良かったと思います。

スタディング合格者の声より

少しでもスキマ時間が出来ると勉強できるというありがたみを感じて勉強しておりましたので、私の性格上ダラダラと勉強するよりもかえって良かったのではないかと思っています。
スタディングは講義が細かく分かれてますので、スキマ時間を利用するにはもってこいでした。

スタディング合格者の声より

授業動画をダウンロードすれば外でも見れるため、手軽にスキマ時間で勉強ができたためとても重宝しました。

スタディング合格者の声より

スタディングの基本講座は、動画講義の画像とテキスト部分が一体となったような作りで、スマホだけでも受講できます。「さあ、勉強するぞ」と構える必要がなく、初学者の方が勉強を始めるとっかかりとして利用するのに最適な学習手段だと思います。

スタディング合格者の声より

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講義・講師の質が高い

スタディング司法試験予備試験
講義動画パソコン版とスマホ版
スタディング公式サイトより

続いて気になる講義・講師についての評判を見ていきましょう。

いくらスキマ時間に学習できるといっても、講義がわかりにくかったら意味ないですからね。実際に受講した方がどう感じたのか、いくつか口コミを紹介していきます。

ちなみにスタディングの司法試験・予備試験対策講座を担当するのは、以下の3名の講師です。

  • 小村 仁俊 講師
  • 小倉 匡洋 講師
  • 漆原 照大 講師

主任講師を務めるのは小村講師。司法試験を上位1.3%で合格し、2016年よりスタディングで指導しています。「基本講座」の担当です。

「論文対策講座」を担当するのは小倉講師。「論文対策講座・予備試験実践編」の一部を担当するのが漆原講師です。

それでは合格者の口コミを見ていきましょう。

小倉先生の論文の書き方講座は非常にわかりやすく有益でした。合格答案の見方や相場観を養い、事例問題にどう対応すればより高い点が得られるかを学べました。特に有益だったのは、合格答案の省略されている部分を意識させて下さった点でした。

スタディング合格者の声より

動画講義では、当事者の関係や法律論も図表で整理され、講義の進行とともに変化していきますので、とても分かりやすく、記憶に残りやすかったです。私の合格の原動力の一つとなった「基礎知識固め」は、スタディングの講座で支えられました。

スタディング合格者の声より

論文対策コースの小倉先生の指導は、私にとって大変有益なものでした。
まず、出題趣旨・採点実感を多数織り込みながらの問題分析は、迷宮に入り込んでしまいがちな司法試験において、ひとつの道標となりました。
次に、事前準備したものでは上手く対応できない問題に直面したとき、何を取っ掛かりに対応すれば合格しやすい答案を作成し得るのかについて、多くの視点を提示して貰えました。これにより、本番での対応が楽になりました。

スタディング合格者の声より

働きながら学習する方は、勉強時間をあまり確保できないため知識を思うように増やせないという悩みを抱えると思います。通勤講座(現・スタディング)では、講師の先生が、講義中に「問題文から規範を導く方法」等、知識に頼らない方法や、「ここまで知識として押さえておく必要はない」と仰って安心感を与えてくださったのが有難かったです。

スタディング合格者の声より

基礎コースの小村先生が知識や理解の重要部分を分かりやすく整理して下さっていました。基礎コースは、アウトプットにより間違えた問題を何度も復習し知識を定着させました。

スタディング合格者の声より

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スタディングの悪い評判・口コミ

スタディングの悪い評判・口コミ

続いてスタディングの気になる点や改善が望まれる点について見ていきましょう。

SNSや合格者の声を分析したところ、主に以下の3つの不安の声が挙がっていました。

  • 演習量が不足している
  • 質問制度が微妙
  • 安すぎて逆に怖い

順番に紹介していきます。

演習量が不足している

まず一番多かったのが、演習量の不足を指摘する声です。特に「論文添削」が少ないことが大きな課題として挙げられています。

個別指導を付ければその中で論文添削もしてもらえるのですが、それ以外だと添削を受ける機会がありません。

司法試験・予備試験は論文の配点が高いので、論文の出来が合否に直結する試験ということを考えると、その添削が十分に受けられないのはかなり致命的ですね。

他の予備校だと、以下の通り多くの添削を受けられます。

  • アガルート:123通(オプションで追加可能)
  • 資格スクエア:275通
  • スタディング:個別指導のみ

資格スクエアは業界最多の275通を超える論文添削が受けられます。アガルートも123通と多いですし、オプションでさらに添削回数を増やすこともできます。

この2校はどちらもスタディングと同じWeb通信の予備校なので、スタディングはこの点ではかなり不足していると言わざるを得ないですね。

欲を言えば、実際に答案を書いて添削を受けられるというカリキュラムがあると、もっと良かったかと個人的には思います。

スタディング合格者の声より

質問制度が微妙

スタディング司法試験予備試験
Q&Aチケット(質問制度)
スタディング公式サイトより

次に指摘が多かったのが質問制度についてです。スタディングの質問制度は「学習Q&Aチケット」を使って質問をするのですが、総合コースでも30枚しかついていません。追加購入するとなると、1枚あたり2,000円かかります。

対面ではなく文章で質問をするだけで2,000円かかると考えると、気軽に質問できないですよね。

そうなると、わからないところがあったときに自力で解決する力が求められます。挫折につながりかねないので、スタディングの大きなデメリットと言えますね。

また、質問の対応自体に対しても悪い口コミが見られました。

「回答が不親切」「1週間前に質問したけど回答がない」といった声があり、これは少し不安ですね。

とはいえこの安さで質問制度があること自体が素晴らしいことだと思います。前向きに捉えてみてはいかがでしょうか。

そしてスタディングの質問制度は、他の人の質問とそれに対する講師の回答を閲覧することができるようになっています。これをうまく活用すれば、質問はほとんどしなくてもなんとか乗り切れそうでもあります。

上記の通り「的確なアドバイスが載っている」という声もあります。結局は「人による」ということですね。回答する人、それを受け取る人、どちらも人です。丁寧な回答をする人もいれば、そうでない回答をする人もいます。同じ回答を見ても、丁寧だと感じる人もいれば物足りないと感じる人もいます。

人によります。

安すぎて逆に怖い

最後は「安すぎて不安」という声です。予備試験合格コース(総合)で10万円台という価格設定は、確かに魅力的です。ですが他の予備校が100万円前後の受講料を設定している中で、この価格差に不安を感じる声も少なくありません。

他の予備校をメインで使っている方や、既にある程度の知識がある方なら問題ないかと思いますが、初学者がスタディングのみで難関試験に立ち向かうというのは、いささか不安ではありますね。

スタディングvs他の予備校比較

スタディングvs他の予備校比較

ここで、主要な司法試験予備校と、合格実績・料金・サポート内容を比較していきましょう。

詳しい比較は「司法試験・予備試験の予備校比較」の記事でしていますので、ここでは軽く見比べる程度に留めますね。

伊藤塾との比較

伊藤塾司法試験講座トップ
伊藤塾公式サイトより

伊藤塾は圧倒的な合格実績を持つ予備校です。上記の比較記事で、おすすめランキング1位で紹介しています。

合格実績

伊藤塾
■2023年予備試験
合格者479名中433名が伊藤塾有料講座受講生
■2024年司法試験
合格者1,592名中1,436名が伊藤塾有料講座受講生

スタディング
■2023年
掲載なし(合格者の声掲載)

受講料

伊藤塾
■予備試験1年合格コース
1,459,000円〜

スタディング
■予備試験合格コース(総合)
138,000円

サポート内容

伊藤塾
・校舎での対面質問対応あり
・オンラインでの質問も可能
・Web問題集あり
・講師によるカウンセリング制度あり
・合格者によるカウンセリング制度あり
・スケジューリング相談制度あり
・マンツーマン指導(有料オプション)あり
・オンライン添削制度あり

スタディング
・Q&Aチケット30枚付きプランあり(追加購入可)
・Web問題集あり
・個別指導(有料オプション)あり

LECとの比較

LEC司法試験講座トップ
LEC公式サイトより

続いて老舗予備校のLECと比較していきます。

合格実績

LEC
■1993年〜2024年司法試験
入門講座出身者の合格者数5,365名

スタディング
■2023年
掲載なし(合格者の声掲載)

受講料

LEC
■予備試験1年スマート合格コース
706,300円~

スタディング
■予備試験合格コース(総合)
138,000円

サポート内容

LEC
・校舎での対面質問対応あり
・オンライン質問システムあり
・Web問題集あり
・定期ホームルームあり
・学習進捗相談可能
・オンライン添削制度あり

スタディング
・Q&Aチケット30枚付きプランあり(追加購入可)
・Web問題集あり
・個別指導(有料オプション)あり

アガルートとの比較

アガルート司法試験講座トップ
アガルート公式サイトより

スタディングと同じ、Web通信専門予備校のアガルートとも比較していきましょう。

合格実績

アガルート
■2024年司法試験
合格者占有率37.8%(1,592名中602名)

スタディング
■2023年
掲載なし(合格者の声掲載)

受講料

アガルート
■予備試験最短合格カリキュラム フル
998,800円

スタディング
■予備試験合格コース(総合)
138,000円

サポート内容

アガルート
・オンライン質問サービス「KIKERUKUN」(100回まで)
・Web問題集あり
・導入ガイダンスあり
・学習カウンセリング制度あり
・月1のホームルームあり
・パーソナルコーチングあり
・オンライン添削制度あり

スタディング
・Q&Aチケット30枚付きプランあり(追加購入可)
・Web問題集あり
・個別指導(有料オプション)あり

資格スクエアとの比較

資格スクエア司法試験講座トップ
資格スクエア公式サイトより

ラストも、同じくWeb通信講座の資格スクエアと比較していきます。

合格実績

資格スクエア
■2023予備試験
合格率25.9%

スタディング
■2023年
掲載なし(合格者の声掲載)

受講料

資格スクエア
■合格フルパッケージ
759,000円

スタディング
■予備試験合格コース(総合)+学習Q&Aチケット30枚付
138,000円

サポート内容

資格スクエア
・ワンクリック質問(オンライン質問)あり
・Web問題集あり
・月1の学習相談制度あり
・学習習慣化プログラムあり
・オンライン添削制度あり

スタディング
・Q&Aチケット30枚付きプランあり(追加購入可)
・Web問題集あり
・個別指導(有料オプション)あり


実績面で見ると「伊藤塾>アガルート>>>その他予備校」という序列になっています。スタディングは実績を公表していないため、その点では他の予備校の信頼度には及びませんね。

料金面で見ると、スタディングが圧倒的な安さを誇ります。実績の高い伊藤塾やアガルートが100万円前後の料金であるのに対し、スタディングはなんと10万円以下です。安さで選ぶならスタディングの一択ですね。

ですが安さの裏返しは、やはりサポート面に表れています。手厚いサポートを求めるのであれば、伊藤塾やアガルートのような高額な予備校を選択した方がいいですね。

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スタディングのデメリット

スタディングのデメリット

ここまでスタディングの司法試験・予備試験講座について見てきましたが、ここで気になるデメリットを整理していきましょう。

どんな予備校にもデメリットはありますし、スタディングも例外ではありません。8万円台という魅力的な料金設定の裏には、以下の5つのデメリットが隠れています。

  • 演習量が不足している
  • 質問制度が微妙
  • 合格実績が不安
  • スケジュール管理が難しい
  • 周りからの刺激が少ない

順番に説明していきます。

演習量が不足している

こちらは先ほど「悪い評判」のところで紹介しましたね。

スタディングの最大のデメリットは演習量の不足です。特に論文添削については、個別指導を付けない限り受けることができません。

司法試験・予備試験において論文は配点が高く、合否を大きく左右します。論文の添削指導が不十分なのは致命的と言えるでしょう。

質問制度が微妙

こちらも既に「悪い評判」のところで説明済みです。

質問は「学習Q&Aチケット」制で、総合コースでも30枚しか付いていません。追加購入は可能ですが1枚2,000円かかります。

「わからないところがあったら気軽に質問」というわけにはいかず、質問内容を厳選する必要が出てきます。これは学習の効率を下げる要因になりかねません。

合格実績が不安

こちらは序盤の「最新の合格実績」のところで紹介しました。

スタディングは司法試験・予備試験の合格実績を公表していません。他の資格試験では実績を積極的に公表していることを考えると、この点は気になるところです。

安さは魅力ですが、「この料金で本当に合格できるのか?」という不安は拭えません。

スケジュール管理が難しい

これはスタディングのデメリットというよりもWeb通信講座のデメリットですね。

Web通信で受講する場合、教室に通学して講義を受けるタイプの予備校のように、「○月○日○時から△△の講義」というスケジュールが組まれていません。自分で時間を決めて、講義を視聴していく必要があります。勉強の習慣がない方にとっては、少しハードルが高いかもしれませんね。

自由な時間に学習できる反面、こういったデメリットがあるということは知っておいてください。

個別指導をつけることで解消できる可能性がありますが、費用がかさむとスタディングの「圧倒的安さ」という魅力が半減してしまうので、考えものですね。

周りからの刺激が少ない

これもWeb通信講座のデメリットですね。

教室に通学するタイプの予備校であれば、講師や予備校スタッフ、一緒に講座を受けている同期から刺激がもらえますが、Web通信の場合はそれがほとんどないです。自分でモチベーションを管理しながら学習を続ける必要があります。

この点も個別指導をつけることで解消できる可能性がありますが、費用がかさむので微妙ですね。

スタディングがおすすめな人

スタディングがおすすめな人

さて、ここまでの内容を踏まえて、スタディングがどんな人におすすめなのかをまとめます。

こんな人におすすめ
  • 予算を抑えて基礎固めをしたい人
  • 他の予備校との併用を考えている人
  • 隙間時間を活用して学習したい人
  • まずは気軽に司法試験学習を始めてみたい人

予算を抑えて基礎固めをしたい人

低予算で始められるスタディングは、基礎固めの教材として使うのがおすすめです。基本講座は分かりやすいと評判で、法律学習が初めての方でも無理なく学習を進められる作りになっています。

8万円台の「予備試験合格コース(基礎)」でもWeb問題集がついているので、コスパはかなり良いですね。

他の予備校との併用を考えている人

スタディングは「サブ教材」として使うのもおすすめですね。

・伊藤塾やアガルートをメインに受講
・スタディングで基礎固めや隙間時間学習
・スマホアプリで移動時間に問題演習

といった使い方ができます。特にスマホで使える問題演習アプリは、メイン予備校の学習を補完する形で活用できます。

最近は伊藤塾やアガルートもスマホで問題演習できるようになってきていますが、AI問題復習機能の便利さを考えるとスタディングの受講価値は大いにあると思います。

隙間時間を活用して学習したい人

スマートフォン1台で完結する学習システムは、スタディングの大きな強みです。通勤時間や休憩時間、寝る前のちょっとした時間など、スキマ時間を有効活用できます。

講義は細かくチャプター分けされているため、15分程度の短い時間でも効率的に学習を進められます。

まずは気軽に司法試験学習を始めてみたい人

「いきなり100万円の投資は怖い…」という方には、スタディングは格好の入門教材となるでしょう。

基本講座で法律の基礎を学び、自分に司法試験学習が合っているかを見極めた上で、本格的な予備校に進むという選択肢も考えられます。

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スタディングを受講しない方がいい人

スタディングを受講しない方がいい人

反対に、こんな人は受講しない方がいいですよ、という話もしていきます。

スタディングを受講しない方がいい人
  • スタディング1校で合格を目指したい人
  • 手厚いサポートを求める人
  • 添削指導を重視する人
  • 質問制度を積極的に活用したい人
  • 他の受講生と交流しながら学びたい人

スタディング1校で合格を目指したい人

「スタディングだけで合格したい」という方には、正直おすすめできません。

スタディングの合格実績が公表されていないことや、論文添削が不足していることを考えると、単独での受講は現実的ではありません。

100万円前後の予算を用意できるのであれば、実績のある伊藤塾やアガルートの受講をおすすめします。

手厚いサポートを求める人

質問回数の制限や、論文添削の不足など、スタディングのサポート体制は必要最小限です。

手厚いサポートを求める方には、スタディングは物足りないでしょう。

添削指導を重視する人

司法試験・予備試験において、論文の添削指導はとても重要です。しかしスタディングでは、個別指導を付けない限り、添削指導を受けることができません。

添削指導を重視する方は、伊藤塾やアガルート、資格スクエアなどの予備校を受講しましょう。

質問制度を積極的に活用したい人

30枚という質問チケットの制限は、積極的に質問したい方にとっては物足りないですね。追加購入も可能ですが1枚2,000円と高額です。

質問制度を重視する方もやはり、伊藤塾やアガルート、資格スクエアなどの予備校を受講した方がいいでしょう。

他の受講生と交流しながら学びたい人

完全Web通信のスタディングでは、他の受講生との交流はほぼありません。

モチベーション維持のために仲間との交流を重視する方は、伊藤塾やLECなど、教室があるタイプの予備校を選択することをおすすめします。

伊藤塾公式サイト:https://www.itojuku.co.jp/shiken/shihou/index.html
アガルートアカデミー公式サイト:https://www.agaroot.jp/shiho/
資格スクエア公式サイト:https://www.shikaku-square.com/yobishiken
スタディング公式サイト:https://studying.jp/shihou/
LEC東京リーガルマインド公式サイト:https://www.lec-jp.com/shihou/

よくある質問と回答

よくある質問と回答

スタディングの司法試験・予備試験講座についてよくいただく質問に、Q&A形式でお答えしていきます。

Q. 他の予備校と併用した方がいい?

A. 予算に余裕があれば、おすすめです。伊藤塾やアガルートなどをメインに受講し、スタディングはスキマ時間の学習用として活用するのが効果的です。特にスマホで使える問題演習アプリは、移動時間などの有効活用に最適です。

Q. 法律の知識がゼロでも大丈夫?

A. はい、問題ありません。スタディングの基本講座は、法律を初めて学ぶ方向けに作られています。テレビの情報番組のような親しみやすい講義スタイルで、初学者でも取っつきやすい内容となっています。

Q. 仕事をしながらの学習は可能?

A. 可能です。スマホ1台で完結する学習システムにより、通勤時間や休憩時間を有効活用できます。講義は細かくチャプター分けされているため、短時間でも効率的に学習を進められます。ただし、スタディング単独での合格を目指すのは現実的ではないことを理解しておく必要があります。

Q. 合格お祝い金はいくらもらえる?

A. 以下の金額です。

・予備試験合格:10,000円
・司法試験合格:10,000円

両方合格すると合計20,000円のお祝い金がもらえます。

Q. どのコースを選べばいい?

A. 使い方によって変わります。

おすすめは「予備試験合格コース(総合)」ですね、基礎講座と論文対策とQ&Aチケット30枚がセットになったコースです。

スタディングの公式サイトへ

まとめ:スタディングの評判

ここまでスタディングの司法試験・予備試験講座について、メリット・デメリットを含めて詳しく見てきました。改めてポイントをまとめましょう。

良い評判

  • 機能豊富なWebテキスト
  • 使いやすい問題演習機能
  • AI活用の学習システム
  • スキマ時間を活用しやすい
  • 講義・講師の質が高い

悪い評判

  • 演習量が不足している
  • 質問制度が微妙
  • 安すぎて逆に怖い

安さだけがクローズアップされがちなスタディングですが、Webテキストや問題演習アプリ、AI問題復習機能などの「スキマ時間学習」に特化した学習システムも評判が良いです。

アウトプット量の不足などの不安な面はありますが、この料金でこのクオリティーの講座を提供しているというのはすごいなと思います。

ですが基本的には、伊藤塾やアガルート、資格スクエアをおすすめしたいです。これから難しい試験に挑むんです。しっかり高い実績を出している予備校で手厚くサポートしてもらった方が有利に進められることは言うまでもないですからね。

これらの予備校をメインで受講しつつ、スキマ時間学習のお供としてスタディングを使ってみるのはいかがでしょうか。

なお、スタディングは「無料お試し」ができます。講義動画のサンプルを視聴できますし、Webテキストや問題演習アプリも体験できます。

公式サイトから申し込めるので、受講を検討している方は以下からどうぞ。

スタディングの公式サイトへ

スタディング司法試験予備試験
無料お試し
スタディング公式サイトより
伊藤塾公式サイト:https://www.itojuku.co.jp/shiken/shihou/index.html
アガルートアカデミー公式サイト:https://www.agaroot.jp/shiho/
資格スクエア公式サイト:https://www.shikaku-square.com/yobishiken
スタディング公式サイト:https://studying.jp/shihou/
LEC東京リーガルマインド公式サイト:https://www.lec-jp.com/shihou/

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