
税理士試験に向けて予備校・通信講座を探しているけど、いっぱいありすぎてどこが良いのかわからない。費用も高額だから失敗したくない。ホームページを見ても良いことばかり書かれていて、なかなか絞り込めない。客観的に比較できる情報が欲しいです。
順位 | 予備校 | 2024年合格実績 | 特徴 |
---|---|---|---|
1位 | 大原 | 264名(45.6%占有) | 圧倒的実績No.1、11科目完全対応 |
2位 | TAC | 176名(30.4%占有) | 安定実績、大手の信頼感 |
3位 | スタディング | 非公表 | 5科目35万円の圧倒的コスパ |
4位 | クレアール | 非公表 | 非常識合格法で効率学習 |
5位 | LEC | 非公表 | 通学・通信両対応の老舗 |
✅ 実績重視 → 大原(合格者の45.6%を占有、業界No.1)
✅ 安定志向 → 大原(264名合格、圧倒的な安定実績)
✅ バランス重視 → TAC(176名合格、実績と費用のバランス)
✅ コスパ重視 → スタディング(5科目35万円)
✅ 効率学習 → クレアール(非常識合格法)
✅ 通学希望 → 大原・TAC(全国展開、対面指導)
それでは詳しいランキングと比較データを見ていきましょう。
税理士予備校おすすめランキングTOP5【2025年版】

1位 資格の大原
評価項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
合格実績 | 5.0 | 2024年度264名合格(45.6%占有)、業界圧倒的No.1 |
費用 | 3.2 | 5科目約100万円(高額だが実績に見合う投資価値) |
教材の質 | 4.8 | 図表豊富でわかりやすいオリジナルテキスト |
サポート体制 | 4.9 | 11科目対応、質問対応、個別指導など手厚いフォロー |
総合評価 | 4.48 | 4項目の平均点 |
- 2024年度264名合格で業界シェア45.6%の圧倒的実績
- 11科目完全対応(マイナー科目まで網羅)
- 専門学校運営のノウハウを活かした手厚いサポート
- 全国展開で通学・通信両方に対応
- 5科目で約100万円と費用が高額
- 学習量が多く時間的負担が大きい
- 簿記論・財務諸表論:各225,000円
- 法人税法・所得税法・相続税法:各248,000円
- 消費税法・国税徴収法など:各152,000円
基礎論点から応用論点まで、自分だといくら考えても納得できない、理解できない箇所を非常に丁寧かつ分かりやすく教えて頂いたおかげで、消費税法に合格出来ました。
大原合格者の声より
何度も何度も何度も合格できないんじゃないか不安になっていた、そんな自分でも先生方からの諦めなければ絶対合格出来る!という強い励ましを信じたおかげで簿記論に合格することが出来ました!!
大原合格者の声より
- 絶対に合格したい(実績重視)
- 安定した大手予備校で学びたい
- マイナー科目も受験予定
- 費用よりも合格を優先したい
実績重視で税理士予備校を選ぶなら大原で間違いないです。合格者の約半数が大原出身という圧倒的な実績が全てを物語っています。
2位 資格の学校TAC
評価項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
合格実績 | 4.5 | 2024年度176名合格(30.4%占有)、安定した実績 |
費用 | 3.5 | 5科目約80万円、相場的な料金設定 |
教材の質 | 4.6 | 戦略的カリキュラムに基づく評判の良いオリジナル教材 |
サポート体制 | 4.3 | 質問対応、補講など充実したフォロー制度 |
総合評価 | 4.23 | 4項目の平均点 |
- 2024年度176名合格で業界2位の安定実績
- 11科目完全対応
- 大手予備校としての長年の実績と信頼性
- 実績と費用のバランスが良い
- 大原と比べると合格実績で劣る
- 学習量が多く効率性に課題
- 簿記論・財務諸表論:各235,000円
- 法人税法・所得税法:各245,000円
- 相続税法:255,000円
- 消費税法・国税徴収法など:各160,000円
講義の内容もとても分かりやすくて、教室に通えないときも通信で同じように講義を受けられたことはとても良かったです。細かい論点や学習方法についてなどたくさん質問をしましたが、どれも丁寧に答えてくださって不安な点を解消して試験に臨めたと思います。
TAC合格者の声より
毎回講義が楽しくて仕方なく、3時間があっという間でした。試験前最後の講義でも心に響く、熱いメッセージで簿記論絶対に合格するという気持ちがさらに強まりました!
TAC合格者の声より
- 実績と費用のバランスを重視
- 大手予備校の安心感が欲しい
- 大原以外の選択肢を検討したい
実績と費用のバランスで選ぶならTACがおすすめです。大原に次ぐ176名の合格実績がありながら、費用は約20万円安く抑えられます。
3位 スタディング
評価項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
合格実績 | 4.0 | 2024年度合格体験記多数掲載(具体的数値は非公表) |
費用 | 5.0 | 5科目約35万円、圧倒的な低価格 |
教材の質 | 4.2 | スキマ時間学習に最適化されたWeb教材 |
サポート体制 | 3.8 | 質問対応は有料オプション、自己管理能力が必要 |
総合評価 | 4.25 | 4項目の平均点 |
- 5科目約35万円の圧倒的コストパフォーマンス
- スマホ完結でスキマ時間を有効活用
- AI問題復習機能など最新技術を導入
- 6科目対応(主要科目をカバー)
- 合格実績の具体的数値が不明
- サポート体制が他校と比べて限定的
- 対面での指導がない
- 簿財2科目セット:59,800円〜109,800円
- 各税法科目:49,800円〜63,800円
細切れの講義動画と理論暗記ツールのおかげで通勤時間やお昼休みを有効に活用できました。仕事で疲れていても、さっと取り掛かれる手軽さがよく細切れ勉強を重ねられます。紙とノートを用意しなくてもいい、スマホ一台で取り掛かれるという点が最大の利点でした。
スタディング合格者の声より
1本あたりの講義の時間が短く、かつ早回しで見れるので手短に復習が済ませられるのはありがたかったです。DVDだとどのテーマがどこから始まるかを探す必要があるので講義を見て復習することがなかったのですが、スタディングだとテーマ別に講義が割り振られているのでその点も役立ちました。
スタディング合格者の声より
- とにかく費用を抑えたい
- スマホ学習でスキマ時間を活用したい
- 自己管理ができる
- 社会人で忙しい
コスパ重視で選ぶなら間違いなくスタディングです。大手予備校の3分の1以下の費用で5科目の対策が可能。スマホ学習でスキマ時間を有効活用したい社会人には特におすすめです。
4位 クレアール
評価項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
合格実績 | 3.8 | 2024年度合格体験記掲載(具体的数値は非公表) |
費用 | 4.2 | 5科目約65万円、割引適用でリーズナブル |
教材の質 | 4.0 | 「非常識合格法」による効率的な学習教材 |
サポート体制 | 4.1 | セーフティコース(不合格時1年延長)あり |
総合評価 | 4.03 | 4項目の平均点 |
- 「非常識合格法」で効率的な学習を追求
- 合格に必要な論点に絞ったコンパクトな教材
- セーフティコースで安心の保証制度
- Web通信特化で時間の融通が利く
- 合格実績の公表数値が少ない
- 対応科目が5科目に限定
- サポート体制が大手と比べて限定的
- 簿財アドバンス:255,000円
- 各税法科目:143,000円〜237,000円
要点をおさえた分かりやすい授業だと思います。網羅的に学習するのではなく、合格レベルに達するための講義なのでテキストは2冊。これで充分です。テキストだけで何冊もある他校もあるようですが、合格するために必要な論点がこの2冊に凝縮されています。
クレアール合格者の声より
クレアールのテキストは、非常識合格法と言うだけあって、他校よりも内容が薄いのではないかと思っていましたが、内容は充実しており、それでいて重要な部分に集中した効率の良いものでした。また、模擬試験で出題された問題に類似した問題が本試験で出題され、試験会場で驚きました。
クレアール合格者の声より
- 効率的な学習で短期合格を目指したい
- 分厚いテキストが苦手
- 働きながら学習したい
- 万が一の保証が欲しい
効率的な学習で短期合格を目指すならクレアールも検討の余地ありです。合格に必要な論点に絞った学習で、忙しい社会人でも無理なく続けられます。
5位 LEC東京リーガルマインド
評価項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
合格実績 | 3.5 | 2024年度実績は非公表 |
費用 | 4.4 | 5科目約60万円、比較的リーズナブル |
教材の質 | 4.2 | ポイントが整理された評判の高いテキスト |
サポート体制 | 4.0 | 通学・通信両対応、質問対応充実 |
総合評価 | 4.03 | 4項目の平均点 |
- 全国展開で通学受講が可能
- 法律系資格に強い老舗予備校のノウハウ
- 比較的リーズナブルな料金設定
- 通学・通信両方に対応
- 近年の合格実績が不透明
- 対応科目が5科目に限定
- 大原・TACと比べて存在感が薄い
- パーフェクトコース各科目:136,400円〜245,000円
基礎期の授業では、各単元ごとに強弱をつけて授業を進められていたので、難解な論点に時間をあまり割くことなく、重要な論点に時間をかけて復習をすることが出来ました。直前答練では、時間を掛けて取り組むべき問題、深入りしない問題、問題の解く順番等を教えて頂けたのが特によかったと思います。
LEC合格者の声より
テキストの体系がとても秀逸だと思います。「初見学習がしやすいテキスト」と「後から復習しやすいテキスト」は別物だと思うのですが、LECのテキストは双方のバランスがかなり良いと思います。
LEC合格者の声より
- 通学で受講したい
- 法律系予備校の老舗で学びたい
- 大原・TAC以外の選択肢を検討
- 費用を抑えつつ通学したい
通学で学習したい方や法律系予備校の老舗で学びたい方にはLECがおすすめです。全国展開している数少ない予備校で、対面での質問や相談が可能です。
税理士予備校ガチ比較

合格実績比較
予備校 | 2024年度実績 | 占有率 | 評価 |
---|---|---|---|
大原 | 264名 | 45.6% | ★★★★★ |
TAC | 176名 | 30.4% | ★★★★☆ |
スタディング | 非公表 | 不明 | ★★★☆☆ |
クレアール | 非公表 | 不明 | ★★★☆☆ |
LEC | 非公表 | 不明 | ★★★☆☆ |
実績で選ぶなら大原一択です。2024年度は全合格者578名のうち264名が大原出身で、占有率45.6%と驚異的です。
TACも176名と健闘していますが、大原の実績が圧倒的ですね。
スタディング・クレアール・LECは具体的な合格者数を公表していないので、実績では大原とTACの信頼度に及ばないですね。
費用・料金比較
予備校 | 5科目概算費用 | コスパ評価 | 特徴 |
---|---|---|---|
スタディング | 約35万円 | ★★★★★ | 圧倒的低価格 |
LEC | 約60万円 | ★★★★☆ | リーズナブル |
クレアール | 約65万円 | ★★★☆☆ | 毎月の割引あり |
TAC | 約80万円 | ★★★☆☆ | 相場通り |
大原 | 約100万円 | ★★☆☆☆ | 高額だが実績に見合う |
費用面ではスタディングが圧勝です。大手予備校の3分の1以下の費用で5科目の対策が可能。それでいて「安かろう悪かろう」ではなく、実際に合格者も輩出していて、公式サイトに合格体験記が488名分掲載されています(※科目ごとの体験記なので最終的な合格者数ではありませんのでご注意を。)。
大原は最も高額ですが、45.6%という圧倒的な合格占有率を考えると、「確実に合格したい」方には投資価値があります。
対応科目・サポート比較
予備校 | 対応科目数 | マイナー科目 | サポート充実度 |
---|---|---|---|
大原 | 11科目 | ★★★★★ | ★★★★★ |
TAC | 11科目 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
スタディング | 6科目 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
クレアール | 5科目 | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ |
LEC | 5科目 | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ |
科目対応では大原・TACが圧倒的です。酒税法・事業税・住民税などのマイナー科目まで完全対応。短期合格を狙うなら、これらのマイナー科目を選択するのが定石です。
スタディング・クレアール・LECは主要科目のみの対応で、科目選択の自由度が制限されます。
よくある質問

Q1: 独学での合格は可能ですか?予備校は必要?
独学でも合格は可能ですが、予備校の利用を強くおすすめします。
税理士試験は5科目合格まで平均4-5年かかる長期戦の試験です。独学の場合、以下のリスクがあります。
- 学習計画の立案が困難
- モチベーション維持の難しさ
- 最新の法改正情報の入手困難
- 記述式対策の限界
予備校なら効率的なカリキュラムと継続的なサポートで、合格までの期間を短縮できます。
Q2: 働きながらでも税理士試験に合格できますか?
十分可能です。多くの合格者が働きながら合格を勝ち取っています。
社会人の場合は以下の点がポイントです。
- スキマ時間の活用:通勤時間、昼休み、家事の合間など
- Web通信講座の活用:スタディングなどスマホ学習対応
- 科目合格制の活用:1年に1-2科目ずつ確実に合格
- 計画的な学習:無理のないペースで継続
実際、大原やTACの合格者の多くが社会人です。
Q3: 費用を抑えて合格したい場合のおすすめは?
スタディングが最もコストパフォーマンスに優れています。
- スタディング:5科目約35万円
- 大手予備校:5科目80-100万円
ですが以下の点は理解しておきましょう。
- サポート体制は大手予備校に劣る
- 自己管理能力が必要
- 質問対応は有料オプション
「絶対に合格したい」なら大手予備校、「費用を抑えたい」ならスタディングという選択になります。
Q4: 通学と通信、どちらがおすすめですか?
現在は通信講座がおすすめです。
- 時間と場所の自由度
- 繰り返し視聴可能
- 通学時間の節約
- 費用が比較的安い
- 強制的な学習環境
- 講師への直接質問
- 受講生同士の刺激
社会人なら通信一択、学生で時間に余裕があるなら通学も選択肢になります。
Q5: 予備校選びで最も重要なポイントは何ですか?
合格実績が最も重要です。
以下の優先順位で選択することをおすすめします。
- 合格実績:具体的な数値があるか
- 費用:予算に合うか
- 学習スタイル:通学・通信の希望
- 対応科目:受験予定科目に対応しているか
- サポート体制:質問対応などの充実度
迷ったら実績のある大原かTAC、費用重視ならスタディングを選べば失敗は少ないでしょう。
まとめ・次にすべきこと

税理士予備校選びで重要なのは、あなたの状況と目標に合った予備校を選ぶことです。
✅ 実績重視 → 大原(合格者の45.6%を占有、業界No.1)
✅ 安定志向 → 大原(264名合格、圧倒的な安定実績)
✅ バランス重視 → TAC(176名合格、実績と費用のバランス)
✅ コスパ重視 → スタディング(5科目35万円)
✅ 効率学習 → クレアール(非常識合格法)
✅ 通学希望 → 大原・TAC(全国展開、対面指導)
この記事を読み終えた後は、以下のステップで行動してください。
- 予算と目標の明確化:いつまでに・いくらで合格したいか
- 資料請求・体験受講:気になる予備校の詳細確認
- 受講開始:1日でも早いスタートが合格への近道
税理士試験は難関試験ですが、適切な予備校選びと継続的な努力で必ず合格できます。あなたの税理士合格を心から応援しています。
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