こんにちは、まさちゃんです。
今日は宅建士試験について、詳しく解説していきます。
宅建士試験について、受験資格や合格率、試験の内容などをまとめて解説していきます。
目次
宅建士試験の受験資格
まずは受験資格について。
宅建士試験を受験するにあたり、どんな条件を満たしている必要があるのか。結論としては以下ですね。
というわけで宅建士試験には、受験資格がありません。
年齢、学歴、国籍などに関係なく、誰でも受験できる試験ということになります。
宅建士試験の受験者数
続いて宅建士試験の受験者数について。
宅建士試験は毎年20万人前後の方が受験する人気資格でして、過去5年間の受験者数は以下の通りです。
10年前の平成24年は191,169人だったので、そこからかなり受験者数が増えています。
ただでさえ人気のある宅建士の資格が、ここ数年でさらに人気が高まってきている様子が伺えますね。
受験者数については「【令和3年版】宅建士試験の受験者数の推移【ここ最近は毎年20万人超えで増加傾向】」の記事で詳しく傾向をまとめていますので、気になる方はこちらをチェックしてみてください。
宅建士試験の合格率
合格率についても見ていきましょう。
宅建士試験の合格率は、15~18%の間で推移しています。
過去5年間の合格率はこんな感じです。
合格率はかなり低く、難関資格と言って間違いないですね。
合格率については「【令和3年版】宅建士試験の合格率は15~18%【推移や低い理由を解説】」の記事で詳しく傾向をまとめていますので、気になる方はこちらをチェックしてみてください。
宅建士試験の試験内容

宅建士試験の試験科目
続いて宅建士試験の内容についても紹介します。
まずはどんな科目が出題されるのかという点ですが、以下になります。
大きく分けると上記の全4科目が出題されます。
出題数が多いのは「権利関係」と「宅建業法」で、この2科目の仕上がりが合否を左右すると言っても過言ではないですね。
宅建士試験の出題形式
続いて出題形式についてですが、以下のようになっています。
出題形式は「4肢択一式」なので選択肢の中から正解となるものを選ぶ形式です。
記述式は出題されませんし、口述試験(面接)などもないので、比較的対策しやすい試験となっています。
科目ごとの配点などの詳しい情報は「宅建士試験の合格点や出題科目まとめ【択一式で50問、宅建業法と権利関係がカギ】」にまとめています。参考にしていただければと思います。
宅建士試験の合格点
宅建士試験の出題内容がわかったところで、果たしてどのくらい得点すれば合格できるのか。
こちらも気になるところかと思います。
宅建士試験の合格点は実施年度によって変動があるのですが、大体以下の感じです。
宅建士試験は50点満点なので、7割くらい得点できれば合格できる可能性があるということですね。
確実に合格点に乗せるのであれば、8割(40点)くらいの得点を目指すと良いです。
宅建士試験の合格基準については、先ほどの「宅建士試験の合格点や出題科目まとめ【択一式で50問、宅建業法と権利関係がカギ】」の記事でもまとめているので、再掲しておきますね。
宅建士試験の試験日程
令和4年の宅建士試験の日程は以下の通りです。
受験案内の配布 | 令和4年7月1日(金)~7月29日(金) |
申込受付 | ■インターネット申込 令和4年7月1日(金)午前9時30分 ~7月19日(火)午後9時59分 ■郵送申込 令和4年7月1日(金) ~7月29日(金) |
試験日の通知 | 8月25日(木)までにハガキ発送 ※ここで10月七日12月なのかわかる |
試験日 | 10月試験:令和4年10月16日(日) 12月試験:令和4年12月18日(日) |
合格発表日 | 10月試験:令和4年11月22日(火) 12月試験:令和5年1月30日(月) |
受験料 | 8,200円 |
試験会場 | 住んでいる都道府県 |
例年通りの日程ですね。
試験日は10月の中旬でして、試験会場が不足した場合には12月の試験日を指定されることがあります。(コロナの影響で令和4年度も12月が指定される可能性あり)
合格発表は11月の下旬となっています。(12月試験の場合は1月)
宅建士試験の難易度
宅建士試験の概要については以上ですが、これだけだとどのくらい難しい試験なのかイメージしづらいかと思います。
なので、宅建士試験に合格するまでにどのくらいの勉強時間が必要なのかを説明しますね。
比較しやすいよう、他の資格の勉強時間も載せておきました。
上記の通り、宅建士は300〜400時間の勉強が必要と言われています。
毎日2時間ずつ勉強し続けたとしても半年ほどの期間がかかるので、難しい試験だということがわかりますね。
それだけ価値のある資格ということになります。
ですが他の難関資格と比較してみると、社労士や行政書士などの資格よりはまだ易しい試験であることがわかります。
宅建士の資格だけでも価値のある資格ですが、この資格を取得して身につけた知識や自信を活かして、さらに難関資格にチャレンジしていくという選択肢もありますね。
宅建士試験の難易度については「宅建士試験は独学でも合格できる?【難易度や勉強時間を他資格と比較してみた】」でさらに詳しくまとめています。
他の資格と合格率を比較したり、試験に出題される科目の難易度なども書いているので、よろしければどうぞ。
宅建士試験の予備校
最後に、宅建士試験対策のおすすめ予備校を紹介して、この記事を終わりたいと思います。
詳しくは合格実績や費用、評判などを比較した「宅建士予備校8校をガチ比較!【ユーキャン、LEC、アガルートなど】」も参考にしてみてください。
おすすめ行政書士予備校①アガルート
費用例 | ゼロから合格カリキュラム(初学者向け):54,780円 スピード合格カリキュラム:76,780円 |
合格実績 | 令和3年度合格率43.7%(全国平均17.67%の2.47倍) |
公式サイト | https://www.agaroot.jp/takken/ |
おすすめ行政書士予備校②フォーサイト
費用例 | バリューセット1:59,800円(基礎+過去問講座) バリューセット2:64,800円(基礎+過去問+直前対策講座) バリューセット3:69,800円〜(基礎+過去問+直前対策+科目別答練プラス過去問演習システム) |
合格実績 | 令和3年度合格率82.0%(全国平均17.67%の4.63倍) |
公式サイト | https://www.foresight.jp/takken/ |
おすすめ行政書士予備校③スタディング
費用例 | 宅建士合格コース:19,800円 |
合格実績 | 2021年度合格者数680名以上 |
公式サイト | https://studying.jp/takken/ |
おすすめ行政書士予備校④TAC
費用例 | 総合本科生S:169,000円+入会金10,000円 総合本科生S Plus:196,000円+入会金10,000円 |
合格実績 | 2021年度合格者数:937名 |
公式サイト | https://www.tac-school.co.jp/kouza_takken.html |
というわけで、今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。