【2025年度最新】熊本市 大学卒業程度 春試験(早期枠)の事務職採用|日程・科目・対策法

こんにちは、元公務員のまさちゃんです!

「熊本市の公務員試験、春試験(早期枠)とは何?」
「テストセンター方式って対策はどうすればいい?」
「春試験(早期枠)は通常枠と比べてどっちがおすすめ?」

このような疑問をお持ちの方のために、熊本市公務員試験の「大学卒業程度 春試験(早期枠)」について詳しく解説します。

熊本市の春試験(早期枠)は、テストセンター方式で実施され、専門試験がないのが最大の特徴です。また、4〜6月の早い時期に試験が行われるため、就職活動を早期に終えたい方に向いています。

この記事では、春試験(早期枠)の試験日程、受験資格、試験内容、対策法までを徹底解説。早期枠のメリット・デメリットを理解し、効率的な対策で合格を目指しましょう!

※この記事は2025年版の最新情報を反映しています。

目次

試験日程

項目日程
受付期間3月3日(月)~3月17日(月)
第1次試験日4月1日(火)~4月18日(金)のうち受験者が選択
第1次合格発表4月28日(月)
第2次試験5月22日(木)~5月27日(火)のうち指定する日時
最終合格発表6月6日(金)

通常の日程と比べて、試験スケジュールが2ヶ月ほど早く設定されています。6月上旬には最終合格発表があるため、民間企業の就職活動と並行しながらも、早めに進路を決められる点が大きなメリットです。

受験資格(年齢制限など)

年齢制限は以下になります。

次の各号のいずれかに該当する方

  1. 平成5年(1993年)4月2日から平成16年(2004年)4月1日までに生まれた方
  2. 平成16年(2004年)4月2日以降に生まれた方で、学校教育法にいう大学(短期大学を除く。)又は人事委員会がこれらと同等と認める学校等を卒業した方及び令和8年(2025年)3月末日までに卒業する見込みの方

年齢以外の要件として、次のいずれかに該当する必要もあります。

  • 日本国籍を有する方
  • 出入国管理及び難民認定法に定められている永住者
  • 日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法に定められている特別永住者

次の地方公務員法第16条の各号のいずれかに該当する方は受験できません。

  • 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの者
  • 熊本市職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者
  • 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者

採用予定数

令和7年度の採用予定数は以下の通りです。

  • 大学卒業程度 春試験(早期枠):60人程度

前年度が40人でしたので、1.5倍に増えましたね!

試験内容

試験科目についても見ていきましょう。

春試験(早期枠)の試験内容や試験時間、出題科目は以下のようになっています。

試験段階試験科目試験内容
第1次試験基礎的な能力試験職務の遂行に必要となる基礎的な能力(文章読解力・数理的能力・論理的思考力等)についての択一式による試験。(60分)
第1次試験適性検査口述試験の参考にするための適性検査。(30分)
第2次試験個別面接個別面接による口述試験を同日に2回。

どんな試験なのか

どんな試験なのか

基礎的な能力試験

基礎的な能力試験はテストセンター方式で実施されます。全国47都道府県に350か所以上の会場があり、受験者が選んで受験します。日程も期間内のうち都合の良い日を選択できます。

内容としては、職務遂行に必要な基礎的な能力を測るものです。文章読解力、数理的能力、論理的思考力などが問われます。

過去問は公開されていませんが、公務員試験の教養試験に近い内容で、「基礎的な」とあるとおり教養試験よりも簡単な出題となることが予想されます。

以下の記事に対策方法をまとめていますので参考にしてみてください。

適性検査

職務適性等についての検査です。具体的な内容は公表されていないので不明ですが、公務員試験の適性検査はSPI3が使われることが多いので、その対策をしておけば対応できるでしょう。

以下の記事を参考に対策してみてください。

個別面接

志望動機や自己PR、熊本市の課題に対する考えなどを問われます。「なぜ熊本市なのか」「熊本市の課題をどう捉えているか」といった質問は必ず聞かれると思っておいた方が良いでしょう。

以下の記事を参考に対策してみてください。

配点

春試験(早期枠)の配点は以下の通りです。

試験段階試験科目配点
第1次試験基礎的な能力試験100点
第2次試験個別面接250点

個別面接の配点が250点と最も高くなっていますね。人物重視の選考であることがわかります。

最終合格者の決定方法

最終合格者の決定方法

最終合格者は第2次試験の総合得点の高い順に決定されます。1次試験の得点は持ち越されないということです。

なお、基準点に満たない試験種目がある場合には、総合得点にかかわらず不合格になります。いわゆる足切りというやつです。

配点の低い試験も、最低限の対策はしておいた方がいいですね。

過去の実施結果(倍率など)

春試験(早期枠)は令和6年度からスタートした試験方式なので、昨年度のものしかデータがありません。以下になります。

年度採用予定者数受験者数合格者数倍率
令和6年度40人408人40人10.2倍

予想通りではありますが、倍率はかなり高いですね。通常日程の大卒程度試験が4〜6倍程度の倍率なので、2倍くらいの倍率です。

春試験(早期枠)と通常日程は併願できるので、両方受ける人も多いでしょう。

それから春試験(早期枠)は専門試験がないので、公務員試験用の勉強をしてこなかった方も受験できます。そういったこともあり、この倍率になっているんでしょうね。

春試験(早期枠)のメリット・デメリット

春試験(早期枠)のメリット・デメリット

通常日程と比較して、春試験(早期枠)のメリット・デメリットは以下になります。

メリット

  1. 試験時期が早い
    6月には合否が決まるので就活の計画が立てやすい
  2. テストセンター方式
    全国どこからでも受験可能、自分の都合の良い日時を選べる
  3. 専門試験がない
    法律や経済など専門的な勉強が不要
  4. 対策がシンプル
    基礎的な能力試験対策と面接対策に集中できる

デメリット

  1. 勉強量で勝負しづらい
    専門試験がないため、勉強の成果で勝負しにくい
  2. 対策期間が短い
    試験が4月のため、準備期間が通常枠より短い
  3. 情報が少ない
    比較的新しい制度のため参考情報が少ない

春試験(早期枠)は、「公務員試験の専門対策に時間をかけたくない」「早く進路を決めたい」という方に特におすすめです。一方、「しっかり勉強してその成果で勝負したい」という方は通常の大学卒業程度試験の方が向いていますね。

合格するためのポイント

合格するためのポイント

春試験(早期枠)試験に合格するためには、基礎的な能力試験と面接対策がポイントになるということは、ここまでに説明した通りです。

改めて、より詳しい対策法をまとめた記事を以下に置いておきます。

ぜひ参考にしてみてください!

おすすめの対策講座

おすすめの対策講座

公務員試験の対策は、予備校を活用するのが手っ取り早いです。効率よく対策するカリキュラムが組まれていますし、Web通信スタイルで受講すればスマホ1台で対策することもできます。

特におすすめの予備校は以下の2つです。

アガルートアカデミー
→Web通信専門で手厚いサポートが特徴。スマホ1台で隙間時間に学習できる。

資格の大原
→全国に教室を展開している大手予備校。長年の実績と豊富な教材で安心の対策が可能。

より詳しい予備校比較は以下の記事もご参照ください!

熊本県の公務員予備校事情については、以下の記事にもまとめています。こちらも併せて参考にしていただけば!

初任給と待遇

春試験(早期枠)で採用された場合の初任給は以下の通りです。

228,300円程度

社会人経験者の場合、経歴に応じて加算されます。

上記金額に各種手当が加算されます。また、6月と12月には期末・勤勉手当(いわゆるボーナス)が支給されます。

勤務時間は原則として、月曜日から金曜日までの1日7時間45分、週38時間45分です。年次有給休暇は年間20日付与されます。

その他、育児休業制度や介護休暇制度なども充実しており、ワークライフバランスを保ちやすい環境が整っています。

まとめ:熊本市職員・春試験(早期枠)の特徴と対策

この記事では、熊本市公務員試験の大学卒業程度 春試験(早期枠)について解説してきました。

春試験(早期枠)試験の主な特徴は以下の通りです。

  • 通常よりも2ヶ月早い試験スケジュール(6月上旬に最終合格発表)
  • テストセンター方式で全国どこからでも受験可能
  • 専門試験がなく、基礎的な能力試験と面接が中心
  • 倍率は約10倍と、通常枠(4〜6倍)よりもかなり高め
  • 通常枠と併願可能なため、両方受けることも検討すべし

早期に進路を決めたい方、専門試験対策に時間をかけたくない方に特におすすめの試験区分です。テストセンター対策と面接対策を集中的に行い、熊本市の特徴や課題についての理解を深めておくことが合格への近道となります。

熊本市は九州の中心都市として発展を続けており、行政のデジタル化や地域活性化に力を入れています。公務員として市民のために働きたいという熱意を持って試験に臨みましょう!

※試験情報は変更される可能性がありますので、最新情報は必ず熊本市公式サイトでご確認ください。

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