管理業務主任者試験は、50問4肢択一の筆記試験で、出題範囲はマンション管理士試験とほぼ共通です。この記事では、試験形式と分野別の出題数、分野ごとの学習ポイントを解説します。
試験形式は2時間・50問のマークシート
試験時間は2時間で、全50問を4肢択一のマークシートで解答します。出題される試験科目は以下の5つです。
- 管理事務の委託契約に関すること
- 管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること
- 建物及び附属設備の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること
- 上記のほか管理事務の実施に関すること
分野別の出題数
試験範囲はマンション管理士試験とほぼ同じですが、分野別の出題数は少し異なります。標準的な配分は以下のとおりです。
| 分野 | 内訳 | 出題数 |
| 法令 | 民法・その他法令 | 約10問 |
| 区分所有法等 | 約6問 | |
| 標準管理規約 | 約8問 | |
| マンション管理適正化法 | 5問 | |
| 管理実務 | 標準管理委託契約書等・会計 | 約9問 |
| 建築・設備 | 約12問 | |
| 合計 | 50問 | |
分野別の特徴と学習ポイント
法令
マンション管理士試験と比べると「民法・その他法令」の出題数が多く、「区分所有法等」の出題数が少ない配分です。法令問題の難易度は、マンション管理士試験ほど高くはないと言われています。
「マンション管理適正化法」の5問は、マンション管理士試験の合格者なら免除される制度があります。
管理実務
管理実務分野の中心は「マンション標準管理委託契約書」です。これは、管理組合が管理業者へ管理を委託するときに使われる契約書のひな形で、ここから約6問が出題されます。管理業務主任者が実務で日常的に扱う書類だけに、問われる内容は細部に及びます。テキストで学ぶだけでなく、ひな形の実物を読んでおくと知識が定着しやすくなります。会計の問題もマンション管理士試験と比べて多めの構成です。出題パターンへの慣れが得点を左右するため、過去問演習を重ねて対策しましょう。
建築・設備
出題は約12問で、マンション管理士試験(約15問)よりは少なめです。とはいえ建築材料から設備の維持保全まで扱う範囲は膨大で、すべてを追いかけるときりがありません。過去問で頻出テーマを押さえることを優先し、細かい論点まで手を広げすぎないよう注意しましょう。
まとめ
📝 管理業務主任者の試験内容まとめ
・2時間・50問4肢択一のマークシート方式
・マンション管理士試験より民法と管理実務・会計の出題が多い
・標準管理委託契約書が主要科目。実物にも目を通す
・マンション管理士合格者は適正化法5問が免除
マンション管理士試験と範囲が重なるため、ダブル受験を視野に入れた学習も可能です。試験日程はこちらの記事で解説しています。
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