土地家屋調査士試験は、独学での合格者がかなりの少数派といわれる難関国家資格です。この記事では、独学に必要な勉強時間と学習の進め方、独学が難しいとされる理由を解説します。
目次
独学合格に必要な勉強時間は1,000時間
合格に必要な勉強時間は一般的に1,000時間程度といわれています。1年での合格を目指すなら、1日あたり3時間程度の勉強が必要な計算です。
ただしこれは午前の部の免除を受けた場合の目安です。免除資格がない場合は午前の部の対策にさらに200時間程度必要になります。測量士補試験は5月、本試験は10月のため、同じ年に測量士補に合格して免除を受けるのが得策です。
学習の進め方
1年で仕上げる場合、学習は次の流れで進めます。
- テキストの読み込み(約2ヶ月):時間をかけすぎず全体像の把握を優先する。不動産登記法は一通り読んだら総論に戻って読み直すと理解が深まる
- 択一式の過去問演習(約3ヶ月):こちらもスピード重視で3ヶ月で3周が目標。記述式に備えた計算練習や申請書・図面の書き方も同時進行で覚える
- 記述式の過去問演習(約4ヶ月):長文から情報を読み解く問題のため、繰り返し解いて出題傾向をつかむ。1日1問を目標に。択一式の学習も並行して続ける
- 模試・答練で最終調整:本番と同じ時間で解き切る練習をして仕上げる。理解が浅いところは個別に復習
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独学が難しいといわれる理由
- 不動産登記の専門用語や概念が独特で、条文の理解までのハードルが高い
- マイナー資格のため市販教材が少なく、分厚く難解なものが多い
- 記述式の計算・作図は技術的で独学では身につけにくく、答案を採点してくれる人もいない
- 疑問点を質問・相談できる環境がない
実際に独学で合格しているのは、司法書士など他資格の学習経験がある人や、長年勉強を続けている人が多いのが実情です。全くの初学者が独学を選ぶ場合は、時間を失うリスクも理解したうえで判断しましょう。
まとめ
📝 土地家屋調査士の独学まとめ
・勉強時間の目安は1,000時間(午前の部免除なしなら+200時間)
・テキスト→択一式過去問→記述式過去問→模試の順で進める
・過去問は3周が目標。記述式学習は択一式と並行する
・記述式の採点者がいないなど、独学特有の壁がある
1,000時間という長丁場を走り切るには、段階ごとの目標が欠かせません。まずは試験日から逆算して学習計画を立てるところから始めてみてください。
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